今季からフェラーリは、ドライバーラインアップを変更。キミ・ライコネンに代わり、シャルル・ルクレールが加入し、セバスチャン・ベッテルとコンビを組むことになった。
ベッテルはレッドブル在籍時、4回にわたってドライバーズタイトルを獲得した。当時から今日に至るまで、レッドブルをチーム代表として率いてきたのはクリスチャン・ホーナーである。そのホーナー曰く、ベッテルにとってルクレールは、手強い相手になるだろうと語る。
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「シャルルは本当にエキサイティングな才能の持ち主だ」
そうホーナーは語った。
「このスポーツにとって、それは素晴らしいことだと思う」
「セバスチャンは今、31歳になった。シャルルのような若いドライバーたちが、F1で地位を確立しているドライバーたちにプレッシャーをかけ始めている。それは、スポーツという観点からすれば、魅力的なことだ」
「ベッテルはキミ(ライコネン)を簡単に打ち負かした。シャルルと戦うなら、もう少し努力する必要があるかもしれないし、新しいレベルを目指さなければいけないかもしれない」
「さらに強いプレッシャーを受けるということは、彼にとっても良いことかもしれない」
フェラーリはこの2年、強力なマシンを送り出してきた。しかし、コンストラクターズチャンピオンをメルセデスから奪い取ることができず、さらにベッテルもルイス・ハミルトンを攻略し切ることはできなかった。
フェラーリはさらにメルセデスにプレッシャーをかけるべく、今季の活動予算増額を示唆。チーム代表には新たにマティア・ビノットが就任し、開発ドライバーにはブレンドン・ハートレーとパスカル・ウェーレインを起用するなど、組織改革も断行してきた。
フェラーリ内でのベッテルの立場について、ホーナーは次のように語った。
「彼は実施された変更を支えなければいけない。そして、フェラーリのナンバー1ドライバーであるベッテルには、非常に大きな期待がかかる」
「チームメイトも変わったし、マネジメントチームも新しくなった。彼の周囲には今年、新しくなったことがたくさんあるんだ」
ビノットはこれまで技術面の中心人物であり、チーム全体のマネジメントは初めての経験だ。これについては賛否両論あるが、ホーナー代表も「難しい仕事だ」と考えているようだ。
「マティアにとっては大変な仕事だ。なぜなら、両方の役割を果たすことなど、普通ならできない」
ホーナーはそう断言する。
「通常なら、テクニカルディレクターか、チーム代表か……そのどちらかの仕事だけだ。そして、両方のオフィスを行ったり来たりするという難しいに挑むことになるだろう」
「どちらも大変な仕事だ。だから、チームにとっては進化のプロセスということになるのだろう」
「彼らは何らかの理由で変更を加えた。これは、私がレッドブルのチーム代表に就任して以来、フェラーリでは5人目のチーム代表だ」
「そしてマネジメント・チームが変わる度に、その文化やアプローチにも違いが出る。それに合わせるのには、時間がかかるだろう」
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