ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、セパンテスト最終日をチームメイトのダニーロ・ペトルッチが記録したトップタイムから、0.299秒差の4番手で終えた。また、プラマック・ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤとジャック・ミラーがそれぞれ2番手と3番手を記録しており、ドゥカティ勢がトップ4を独占した形となったが、ドヴィツィオーゾはこうしたラップタイムが現在の戦闘力を正確に反映していないと考えているようだ。
ドゥカティは開幕前最後のオフィシャルテスト(カタールテスト)まで、新たな空力デバイスを備えたカウルのテストを待つことを示唆していた。しかし、ドヴィツィオーゾとペトルッチらはともに3枚の羽を備えた新型カウルでコースへ出走している。
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「新しいカウルのフィーリングは良い。満足しているよ」
ドヴィツィオーゾは新型カウルについてそうコメントしている。
「今日、僕たちは良いラップタイムを記録できた。それに、沢山のライダーも同じく良いタイムを出していた」
「毎年このサーキットでテストを行っているから、トラックとタイムについてはよく知っている。でも、1分58秒台を見るのは初めてだ。それにドゥカティのマシン4台がトップに上がっているのは本当に嬉しい。マシンのベースが良いという裏付けになるからだ」
「だけど、それはレースでも速いという意味じゃない。(レースでの)最終的な結果を本当に示しているわけじゃないんだ。ただ、僕は満足しているけどね」
現時点で、誰が主なライバルになりそうかドヴィツィオーゾに尋ねると、彼は「それは時期尚早だろう。ホンダのライダーは(負傷明けで)調子が良くないから、彼らのポテンシャルを理解するのは不可能だ」と答えた。
「ヤマハは去年よりも少し強く、ライダーもいいスタートを切ったと思う。開幕戦ではまた少し強くなっていると思う。それにアレックス・リンス(スズキ)もとても速いが、これも同じようにまだ断定するのは早いだろう」
ドヴィツィオーゾはペトルッチが非公式ではあるがレコードタイムを記録したことについて、トラックコンディションの改善を考えれば、驚きではないと語っている。
「テスト最終日のタイムには全員が驚かされた。だが(テストの3日間)雨は振らなかったし、トラックは大幅に改善されていた」
「ペトルッチが出したタイムには驚いていない。彼は今までもスピードのあるところを見せていたからね」
「このテストでペトルッチはレースシミュレーションの観点から改善点を見つけようとしていた。それは、今の彼には大事なことだ。ペトルッチにはこれまでに見せてきた物よりも沢山のポテンシャルがあるんだ」
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