トヨタ自動車は2月7日、2019年のモータースポーツ活動について発表し、このなかで2019年に全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するチーム、ドライバーラインアップについて発表した。今季は11名のドライバーが新たにTRDから供給されることになるBiz-01Fエンジンを使うが、その顔ぶれは変化している。
2019年からシャシーがダラーラSF19に変わり、新たな時代の幕開けとなるスーパーフォーミュラ。今季はホンダエンジン使用チームが1台増え9台となるが、トヨタエンジン使用チームは、2018年同様11台となった。
スーパーGT:レクサスRC F GT3は3台がGT300参戦。ドライバーラインアップを発表
まず大きなトピックと言えるのが、2018年にチャンピオンを争ったニック・キャシディの移籍だ。今季はスーパーGTでも所属するVANTELIN TEAM TOM'Sに移籍して、中嶋一貴とコンビを組む。強豪トムスでのふたりの争いにも注目だろう。
キャシディが移籍したKONDO RACINGには、JMS P.MU/CERUMO・INGINGから国本雄資が移籍し山下健太とコンビを組むことになった。国本と山下は2018年にスーパーGTでコンビを組んでいた経験もあるが、今季はチームメイトながら“ライバル”として組むことになる。
そして、国本が抜けたJMS P.MU/CERUMO・INGINGには、2018年に全日本F3選手権を圧倒的な成績で制した坪井翔が加わることになった。今季GT500にも参戦する坪井は、両トップカテゴリーを舞台にすることになる。多くの関係者が認める速さに加え、F3での戦いのなかで強さも身につけており、二度のチャンピオンである石浦宏明と組むことは坪井にとっても大いに刺激になるだろう。
不変の体制で挑むことになったのは、小林可夢偉が所属3年目となるcarrozzeria Team KCMGと、関口雄飛と平川亮が継続参戦となるITOCHU ENEX TEAM IMPULだ。そして、TEAM LEMANSには、2017年にFIA F2でランキング2位、さらにF1テストの経験もあるロシア人ドライバーのアルテム・マルケロフが決まった。スーパーフォーミュラをどう駆るかにも注目で、2018年にロシアンタイムでチームメイトだった牧野任祐とふたたび戦うことになる。
TRDエンジン使用のなかでルーキーは坪井とマルケロフのみだが、一方で移籍も多く、今季の戦いはまだまったく予想がつかない。ホンダエンジン使用マシンと合計20台が出揃うことになったが、今季のスーパーフォーミュラは見逃せない戦いとなりそうだ。
■スーパーフォーミュラ2019 トヨタドライバーラインアップ
NoDriverTeam3山下健太KONDO RACING4国本雄資KONDO RACING7アルテム・マルケロフTEAM LEMANS8大嶋和也TEAM LEMANS18小林可夢偉carrozzeria Team KCMG19関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL20平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL36中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM'S37ニック・キャシディVANTELIN TEAM TOM'S38石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGING39坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGING
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?