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スポーツ 2019.2.5

千代勝正、松田次生を擁すKCMG、初参戦のバサースト12時間で2台のGT-Rがダブル完走

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 IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジへのフル参戦を発表し、1月31日~2月3日に開催された2019リキモリ・バサースト12時間に初挑戦したKCMGは、オリバー・ジャービス、アレキサンドレ・インペラトーリ、エドアルド・リベラティ組18号車ニッサンGT-RニスモGT3が総合7位入賞。千代勝正、松田次生、ジョシュ・バードン組35号車GT-Rも総合15位で完走を果たした。

 KCMGがオーストラリアを代表するトラックのひとつであるマウント・パノラマ・サーキットに持ち込んだ2台のニッサンGT-RニスモGT3は、それぞれがラップリーダーとなってレースを牽引するなど力強い走りをみせた。

    ラスト20分から2台抜き。912号車ポルシェが歴代最多周回数で逆転優勝/バサースト12時間 決勝

 予選でトップ10シュートアウトに進み、決勝を9番手グリッドから迎えることになった18号車GT-R。夜明け前のスタートスティントを任せられたジャービスはスタート直後にひとつ、また、1時間目までにもうひとつ順位を上げて7番手で上位陣ではいち早くピットに戻り、リベラティにバトンをつなでいく。

 代わったリベラティもセーフティカー(SC)ランが相次ぐレース展開のなかで、着実に順位を上げ5番手に。レース後半には3人目のインペラトーリがトップに立ち、後続を20秒以上引き離す力走をみせた。

 その後、ピットタイミングの関係で5番手となった18号車GT-Rだが、チェッカーまで残り30分となったタイミングで8回目のSCが導入されたことでポディウムフィニッシュのチャンスが訪れる。

 迎えたラスト20分でのリスタート直後、インペラトーリは果敢に4番手のマシンの攻略にかかるも2コーナーで汚れたアウト側のラインに乗ってしまったことで失速。反対に7番手に順位を落としてしまう。また、インペラトーリにはリスタート直前、SCカーのランプ消灯後にウェービングを行ったとしてペナルティが提示された。

 最終的に、18号車GT-Rは312周目にスタートから12時間後のチェッカーをトップから51秒差の7位で受け、チームのIGTCデビュー戦で入賞を記録している。

「間違いなく僕が経験したなかで、もっとも過酷なレースだった」と語るのは18号車GT-Rのスタート担当したジャービス。

「僕たちは冷房のトラブルに苦しめられたいたんだ。つまり、通常の1スティントを走らせることが不可能だった。この問題がなければ、僕たちは勝利のためによりよい戦略がとれたと確信している」

「なぜなら僕たちは良いペースを示し、チームも戦略、ピットストップは完璧だったからだ」

「だからこそ7位という結果は少し残念だけど、この週末はポジティブな点もたくさん見つけることができた。このような競争力のあるクルマを提供してくれたKCMGとニッサンに感謝しているよ」

 また、チームメイトのインペラトーリも順位に満足はできないものの、マシンのポテンシャルに自信を感じている。

「7位でのフィニッシュというのは少し苦々しい気分だけど、決勝の3分の2あたりではトップに立ち、レースをコントロールする速さをみせることができた」

「残念ながらレース終盤は気温の上昇に伴って(勝利よりも)生き残るための戦いとなった。しかし、このような状況下でチームが成し遂げたことを誇りに思うよ。みんなが素晴らしい仕事をしてくれた。だから、次のレースに向けて顔を上げて進むことができるんだ」

■バサースト初参戦の松田次生が躍動。首位争いを制しラップリーダーに

 一方、千代と松田、地元オーストラリアの若手ドライバーであるバードンがステアリングを握った35号車GT-Rは、光る速さをみせながらもトラブルに泣いた。

 35号車GT-Rのファーストスティントを担当したのは2015年のバサーストウイナーである千代だ。スタート後、千代は1台を交わして15番手に上がると、2スティントの間に3つ順位を上げてピットイン。“ルーキー”の松田に35号車GT-Rを引き継いでいく。

 その松田はスタートから3時間を迎える直前、先行するマシンが相次いでピットインしたことで初めてラップリーダーとなると、ピットイン後の第2スティントでは3番手のマシンを抜いて表彰台圏内に。また、暫定首位がピットインした4時間後には、ニューリーダーとなった42号車BMWのアウグスト・ファーフスをオーバーテイクしてみせ存在感を示した。

 しかし、松田からバードンにドライバー交代を終えた35号車GT-Rは4時間35分過ぎにスロー走行となり緊急ピットイン。修復作業後にコースに戻るも、その後も同様のトラブルに見舞われ入出庫を繰り返すこととなった。

 そうしたなかでも千代、松田、バードン組は粘り強く周回を重ね、一時は総合25番手まで下げていたポジションを同15位まで戻してチェッカーフラッグを受けることに成功している。

 なお、35号車GT-Rはバードンのドライブ中に2分03秒5283というタイムをマーク。これは今大会の決勝ファステストラップとなっている。

 初めてのバサースト12時間を戦い終えた松田は「マウント・パノラマ・サーキットは(走っていて)とても楽しかったです」とコメント。

「週末のイベントのなかでタイムを縮めることができ、また、何回かオーバーテイクをした後には一時的にレースをリードすることもできました」

「残念ながらいくつかのトラブルが出てしまいましたが、これもレースです」

「僕たちのGT-Rはとても良いペースを示すことができたので、次のレースを楽しみにしています。みなさんのサポートに本当に感謝しています」

 バサーストは自身にとって特別な場所だと語る千代は「まず、ドバイ24時間以来、多くの仕事をこなしてくれたKCMGに感謝したいと思います」とチームに感謝の言葉を述べた。

「僕たちのレースペースは非常に力強いものでした」

「チームメイトのふたりもすぐにこの難しいサーキットに適応し、レースでもうまくドライブしていました。不運なトラブルがなければ、それこそ表彰台を争えたはずです」

 惜しくも上位入賞とはならなかったものの、デビューレースでダブル完走を果たしたKCMGはIGTCの次戦、3月30日に行われる第2戦カリフォルニアでも2台のニッサンGT-RニスモGT3で参戦する予定だ。

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