アキュラと提携し、IMSAに参戦しているチームペンスキー代表のロジャー・ペンスキーは赤旗掲示2回と荒れた展開となった2019年のデイトナ24時間レースについて、彼の長いレーシングキャリアでも「こんなレースは見たことがない」と語った。
アキュラ・チームペンスキーの2台は、レース序盤からトップ争いを展開。雨が降り始める前のナイトセッションでは、ワンツー体制を築いていた。
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しかし残り10時間を切ったタイミングで心配されていた雨が降り始めると、キャデラックDPi-V.R勢が逆襲を開始。ウェイン・テイラー・レーシングの10号車がトップに浮上し、ウェーレン・エンジニアリングの31号車がアキュラ勢を交わして2番手につけた。
その後も雨は強まるばかりで、路面に水が溜まりクラッシュも多発した。2度目の赤旗がレース残り2時間のところで掲出されると、そのままレースは再開されずに終了。結局10号車が総合優勝、31号車が総合2位となり、アキュラ・チームペンスキーは7号車が総合3位、6号車はトラブルに見舞われ17週遅れの総合8位に終わった。
ペンスキーは、赤旗中断中に『NBCSN』に対し「レースが再開されて欲しいと思っているが、安全面のことについても考えなければならないと思う」と話した。
「こんなレースはこれまで見たことがない」
「これまでここでは、かなりまともなレースが行われてきた。しかし残念ながら今朝は大嵐で目が覚めた。我々はそれがやってくることを知っていたのだ」
「それでも、素晴らしいレースが行われた。(31号車の)フェリペ・ナッセと、それから(10号車のフェルナンド)アロンソだ。今回彼は、自分がどれだけ優れているかを示した。我々もかなりの時間うまく走れていたが、6号車にはオイルポンプのベルトが外れるトラブルが起きたんだ」
「(7号車のアレクサンダー)ロッシは素晴らしい仕事をしてくれたし、チームもみんなも一生懸命働いてくれた」
「デイトナに来て、24時間レースのために全ての時間と労力を費やしてきた。そして最終的に、何が起こるのかを座って見ているんだ。ファンにとっては素晴らしいレースだったし、TVで見ている人々にとってもそうだっただろう」
「我々は今日よりも水の量が多い中でレースをしたこともあるが、オフィシャルがレース終了だと言うならそれで終わりだ。もしそうでないなら、レースをしようじゃないか」
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