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タイのバイクメーカー、GPXが日本上陸。2019年販売開始発表会で3モデルの実車が登場

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タイのバイクメーカー、GPXが日本上陸。2019年販売開始発表会で3モデルの実車が登場

 タイのバイクメーカー、GPXの日本総代理店を務めるGPXジャパンが、1月23日、都内のカフェで日本における輸入販売開始発表会を開催した。

 GPXはタイのバイクメーカー。もともとバギーやオフロードバイクの製造を行っていたが、2015年ごろからバイクのラインアップを拡充してきた。現在はタイ国内において、販売台数でホンダ、ヤマハに次いで第3位につけている新進気鋭のメーカーだ。

タイ生まれの二輪ブランド『GPX』が日本市場に殴り込み。リーズナブルな3車種が2019年国内登場

 これまで東南アジアを中心に販路を拡大してきたが、2018年10月に日本総代理店、GPXジャパンを設立。2019年より正式に、日本での輸入販売がスタートする。

 会場にはGPXジャパン代表取締役の月木博康氏や同じく代表取締役を務める月木康人氏、後援するタイ国大使館 商務参事官事務所のナッティア・スティンダー氏やGPXタイランドのゼネラルマネージャー、アピチャート・ナックノウ・バティム氏、日本の各ディーラーが出席した。

 挨拶に立ったGPXジャパンの月木博康氏は、「今、バイクに乗っていない人に乗ってもらいたい。それがGPXのバイクのねらいです。この3モデルで、我々の思いをぶつけたいと思います」と、GPXから日本のバイク業界を盛り上げていきたいという熱意を語った。

 また、GPXジャパンの月木康人氏は同社が掲げる“3つの思い”についてこう説明する。

「ひとつは、新たなユーザーに向けてです。バイクを特別な乗り物としてではなく、バイクに乗ったことがない人にとっても、気軽な日常の足として選んでもらいたいと思います」

「もうひとつは、バイクが好きなユーザーが、自在にカスタムできるベースのバイク、それからセカンドバイクとして。そして最後に、シニアライダーが長く乗り続けられる一台になってくれればと思います。重いバイクはきつい、速いバイクはもういいけれど、バイクには乗っていたいという歳を重ねたライダーもいます。そんなライダーに受け入れられるのではないかと思います」

 GPXジャパンが輸入販売をスタートさせるのは、レジェンド150S、ジェントルマン200、デーモン150GRの3モデル。すべてのモデルやユニットはタイのGPXの工場で生産、研究および開発される。

 レジェンド150Sはレトロスタイルを持つモデル。150ccの単気筒エンジンを搭載する。同系統のエンジンを搭載するのが、150ccのスポーツモデルであるデーモン150GRだ。

 デーモン150GRは14インチタイヤを履き、フロントサスペンションはKYB製の倒立フォーク、リヤにはYSSサスペンションが採用されている。また、DC5VのUSBソケットを標準装備しており、利便性をも備えていると言えそうだ。デーモン150GRはカラーバリエーションを5色そろえているが、今回、会場にはGPXジャパン推奨オイルのリキモリカラーバージョンが登場。このカラーリングの販売も、検討されているという。

 3モデルのなかで唯一の200ccモデルであるジェントルマン200は、ネオクラシックのスタイリング。ラジアルマウントのブレーキキャリパーをダブルで装着し、リヤショックはYSS製。カラーステッチされたシートが採用されている。

 発表会当日、各モデルは会場外に展示されていたため、通りすがりで興味を持って立ち寄る人の姿も。発表会は、日本市場に新たに参入するGPXへの注目度を感じさせる賑わいを見せていた。

■GPX 3モデルの細部ショットフォトギャラリーはこちら

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