フェラーリドライバーアカデミー(FDA)のメンバーに選ばれたミック・シューマッハーは、今季からフェラーリとの関係が深いニコラス・トッドのマネジメントを受けるようだ。
7度の世界チャンピオンに輝いた史上最強F1ドライバー、ミハエル・シューマッハーの息子であるミックは、2018年のヨーロッパF3選手権を制し、F1参戦に必要なスーパーライセンスを手に入れた。
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さらに彼は、フェラーリの若手育成プログラムであるFDAのメンバーに入り、今季はプレマ・レーシングからFIA F2選手権に参戦する。
順調にF1への階段を上がっているミック。今年からは、彼を支援するマネジメント陣にもフェラーリと関わりの深いニコラス・トッドが加わるようだ。
ニコラス・トッドは、ミハエル・シューマッハーがフェラーリの黄金時代を築いた当時のチームマネージャーであり現在FIA会長を務めるジャン・トッドの息子だ。シューマッハーとトッドという名コンビが、息子の世代で再びタッグを組むことになる。
ニコラス・トッドが主宰するマネジメント会社、オールロード・マネジメントはこれまでフェリペ・マッサやジュール・ビアンキのマネジメントを担当。さらに今季からフェラーリへと昇格するシャルル・ルクレールも、カート時代から支援している。
新たなマネジメント体制は、ミックのF1テストデビューを大いに引き寄せることになるだろう。
2019年のF1はインシーズンテストが計4日間予定されているが、そのうち2日間はF1参戦経験が2レース以下のドライバーが担当しなければならない。FDAメンバーであるミックが、フェラーリあるいはカスタマーチームであるハースやザウバーからテストに参加する可能性は高い。
実際、ルクレールは2017年のハンガリーテストにフェラーリから参加。ハースやザウバーでもフリー走行1回目を担当するなど、経験を重ねてからF1デビューを果たしている。
メキシコでレース・オブ・チャンピオンズに参加したミックは、motorsport.tvに次のように語った。
「フェラーリと働けることを誇りに思う。多くの歴史があって、素晴らしいチームだ。特に、僕の父に関係する歴史もたくさんある。とても興奮しているよ」
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