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マグヌッセンへの悪評は誤り? ハース代表が抗弁

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マグヌッセンへの悪評は誤り? ハース代表が抗弁

 ハースF1のケビン・マグヌッセンは昨シーズンのイタリアGP、フェルナンド・アロンソとの接触などを含む乱暴なドライビングにより批判を受けていた。

 しかし、ハースのボスであるギュンター・シュタイナーは、マグヌッセンへの認識は現実と一致しないだろうと考えている。

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「ひとつ、データを見よう。それによると、彼は昨シーズン、ペナルティーの最も少ないドライバーだった」

 シュタイナーはマグヌッセンのライセンスには2つしかペナルティーポイントが付与されていないことに言及しつつ語る。

「マグヌッセンは、どういうわけか荒々しいドライバーだと悪評を受けているが、それは間違っている。統計を見れば分かることだ。私たちは主観的ではなく、客観的にならなければいけない。客観的なのは、彼がどれだけのペナルティーを受けたかだ」

 シュタイナーは、マグヌッセンはシーズン後半戦に常に苦戦すると言われていることについても間違っていると語る。

「マグヌッセンは、後半戦になると常に苦戦するドライバーだと言われている。繰り返すが、これはどこから出てきたのだろう?」

 彼は続ける。

「昨シーズン後半戦、彼はいくつか良いレースをしている。それが前半戦と同じくらい良いかと問われれば、それは違う。しかし、私はそれだけをもって、彼らの言うような結論に飛躍することはない」

「私は、彼が人々がしきりに悪くしたがっているほど悪いとは思わない。彼はレーサーで、彼のテリトリーで戦っている。そして、私たちは彼にそうしてもらうために雇っている」

 また、チームメイトのロマン・グロージャンは、昨シーズンの初めに大きな危機を迎えていた。グロージャンはオーストリアGPまでポイント獲得に失敗していたもかかわらず、シュタイナーはそれについては軽視していたと話す。

「大げさに言っているのではない。確かに彼は少し下位に沈んでいた。だが、それから抜け出したんだ。君たちも知っているだろう」

 シュタイナーはそう説明する。

 グロージャンはどうやって挽回したのか尋ねると、シュタイナーはこう答えている。

「分からない、答えを持ち合わせていない。それが鍵についての全てだ」

「グロージャンと話すときに、その鍵について話すと良い。彼はその鍵を無くし、そして再び見つけ出した。正直なところ、私はそれが何かわからないんだ。彼は鍵を見つけたように思えた。それ以来、彼は良くなったんだ」

 シュタイナーにグロージャンが復調しないと心配していたかどうか尋ねると彼はこう答えた。

「私はネガティブには考えない。彼は復調の鍵を見つけると考えていた。更に言うと、私たちが知っている彼にどうやって戻すかを考えていたんだ」

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