現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > DTMとスーパーGT交流戦、日本での開催地最有力は富士? 来季以降は鈴鹿と隔年開催の可能性も

ここから本文です

DTMとスーパーGT交流戦、日本での開催地最有力は富士? 来季以降は鈴鹿と隔年開催の可能性も

掲載 更新
DTMとスーパーGT交流戦、日本での開催地最有力は富士? 来季以降は鈴鹿と隔年開催の可能性も

 今年開催される予定のDTMとスーパーGTの交流戦。日本での開催地は、ロジスティクス面などの理由から、富士スピードウェイになる可能性が高いことが分かった。

 DTMとスーパーGTは、統一レギュレーション”クラス1”規定を昨年完成させ、今年中に欧州で1戦、日本で1戦の交流戦計2レースを行うことを予定している。

■ホンダのGT500メンバーから外れた小暮卓史、気になる今季の去就は?

 そのうち日本での開催は、11月にツインリンクもてぎで行われる最終戦の後に行われる予定とされ、その候補地は富士スピードウェイか鈴鹿サーキットのいずれかとされていた。

 しかし、アウディのモータースポーツ部門の代表であるディーター・ガスは、同社の公式サイトに公開されたITRチェアマンのゲルハルト・ベルガーとの対談インタビューで、DTMとスーパーGTの日本での交流戦が、富士スピードウェイで行われることを示唆した。

「6メーカー、20台以上のマシンが富士のグリッドに並んだ時、それは素晴らしいショーになるだろう」

 ガスは当該インタビューの中でそうコメントし、すでに富士スピードウェイでの開催が決まっていることを匂わせた。

 これについてmotorsport.comで取材を進めたところ、まだ富士スピードウェイでの開催が決まっているわけではないものの、その可能性が高まっていることが分かった。

 当初の通り、開催候補地は今も富士と鈴鹿のいずれかだという。しかしながら、集客面や海外から成田や羽田を経由しての導線、国内外のロジスティクス(輸送)面などの理由により、富士スピードウェイでの開催が優勢。6:4~7:3の割合で、富士での開催になる可能性が高いという。

 ただもし今年の第1回開催が富士スピードウェイで行われたとしても、来年は鈴鹿、その翌年は富士というように、1年ごとに交互開催とすることも検討されているという。また、シーズン終了後は、各メーカーのイベントなどが多数行われる時期でもあり、スケジュール面の調整も慎重に行われているようだ。

 なおガスはインタビューの中で、欧州開催については触れなかったが、これは開催が立ち消えになったことを示しているわけではなく、調整が現在も続けられているという。ただ、この欧州での交流戦は今年10月に行われる予定とされており、となればスーパーGTはシーズン中ということになる。スケジュールとロジスティクスの調整が、こちらも鍵になりそうだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
GRヤリスRally2の潜在能力がヤバい! デビューしたてなのにトップドライバーたちが絶賛する「驚きの性能」とは
WEB CARTOP
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売
AUTOSPORT web
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア
AUTOSPORT web
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
「ヘンタイ」が褒め言葉に聞こえたらかなりの重症! 重度のクルマ好きがやりがちな「一般人には理解不能」な行為7つ
WEB CARTOP
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
スズキ「“超凄い”ソリオ」実車展示! 高機能レーダー多数搭載! “自動で走る“機能搭載の「ハイトワゴン」運行の理由とは
くるまのニュース
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
全くもって一貫性がない……! ペナルティに泣くアストンマーティン、F1の裁定に不満タラタラ「アロンソとストロールに厳しい」
motorsport.com 日本版
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
本誌執筆陣がオススメするいま注目のモデルをピックアップ!「このクルマ、間違いないです!」ル・ボラン2024年6月号、本日発売!!
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
トヨタ、北京モーターショー2024で、バッテリーEVの新型モデル「bZ3C」「bZ3X」を世界初公開
月刊自家用車WEB
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
三菱ふそうが「ジャパントラックショー2024」に出展! 新型モデル「スーパーグレート」特別仕様車や新型「eCanter」キャリアカー展示
くるまのニュース
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
【バイク版ナビ】「MOTTO GO」プレリリース版が公開!カーナビの名門パイオニアが7月提供予定サービスを先取り体験だ!  
モーサイ
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
「ご当地ほりにし」国内2県で新たな地域限定ラベルが登場!
バイクブロス
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
フィアット500に、1.2Lエンジンを搭載する新グレード「1.2 Dolcevita」を設定
月刊自家用車WEB
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
「アップガレージ青森三沢店」が5/12にプレオープン!
バイクブロス
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
トーヨータイヤ、EV専用を含む小型トラック向けに2種類の新製品
日刊自動車新聞
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
くるまのニュース
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
ついに登場 メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」世界初公開! 初の電気駆動Gクラス「G580」は“その場で旋回”できる機能を搭載!?
VAGUE
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
ラウル・フェルナンデス、ヘレステストで最新型アプリリアMotoGPマシン初ライド。直前のスペインGPでは昨年型使用
motorsport.com 日本版
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
香りや消臭力を3段階で調整可能!P&Gが車内用の「ファブリーズ」を12年ぶりに改良
@DIME

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村