ウイリアムズとマクラーレンは、現在参戦中の10チームの中でも、歴史的に見れば最も成功したチームのうちのふたつである。2チーム合わせて17回のコンストラクターズタイトルを獲得し、合計296勝を挙げている。しかしいずれのチームも、2012年以来未勝利のシーズンが続いている。
ウイリアムズは、1997年にジャック・ビルヌーブを擁していた時代以来、コンストラクターズタイトル獲得から遠ざかっている。2014年に現行のパワーユニットレギュレーションが導入された当初は、メルセデス製パワーユニットのパフォーマンスを活かして好調なレースぶりを見せたが、2018年シーズンはランキング最下位に終わった。
マクラーレンは2014年に表彰台を獲得して以来、厳しいシーズンが続いている。タイトルを獲得したのは、2008年ルイス・ハミルトンが最後だ。
元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、オートスポーツ・インターナショナル・ショーの場で、ウイリアムズとマクラーレンについて次のように語った。
「ウイリアムズとマクラーレンについての問題は、現在のF1で必要とされている形から遠いところにいるということだ」
「現在のF1では、メーカー系のチームになるか、ハースやトロロッソのようなBチームになる必要がある」
「それは、ウイリアムズやマクラーレンがいるべき中団グループに、ぽっかりと穴を開ける。なぜなら彼らはワークスチームでも、Bチームでもないからだ」
「そのことが彼らに対してどんな風に働くのか、見てみよう。ある意味ではそれが、うまくいくことを願っている」
「しかし、ハースのようなチームと闘うのは、彼らにとって厳しいだろう。ハースは彼らとは全く異なるビジネスモデルを持っていて、フェラーリやダラーラから多くのモノをもたらされている」
マクラーレンを含むいくつかのF1チームは、ハースがフェラーリから、レギュレーションで許されている範囲でパーツの供給を受けていることについて批判した。
ブランドルは、マクラーレンやウイリアムズのようなチームを守る唯一の方法は、ハースのようなチームをF1から追い出すことだと語った。
「私はハースの裏側や、ハースのようなチームを見たくはない」
「グリッドには20台しかいない。億万長者のチームもケアする必要があるし、同じようにメーカーのケアもする必要がある」
「全員を守るために、できることが何かあるはずだ」
「(F1のスポーティングディレクターである)ロス・ブラウンは、そのことと闘っているのだと思う。そして、F1の将来の形を見つけるために、どうにかしようとしているのだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
まさかの決着。トップ2台がクラッシュでオジエが大逆転勝利を飾る。勝田は日曜最速に/WRCクロアチア
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
「何か“茶色いモノ”が……」石浦宏明、ST-Q32号車のドライブ中に小動物とニアミスの珍事/スーパー耐久
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?