トヨタからダカールラリーに参戦しているナセール・アルアティヤは、友人であるフェルナンド・アロンソが2月にカタールでダカールラリーのマシンをテストすることについて、アロンソと話し合ったと認めた。
スペインのテレビ司会者であり冒険家、ドライバーとしてダカールラリー2019にも参戦しているジーザス・カレイヤが公開した動画に登場したアロンソは、ダカールラリーに参戦しているスペックのトヨタ・ハイラックスをテストしてみたいと口にしていた。
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TOYOTA GAZOO Racing サウスアフリカ(TGRSA)の一員としてハイラックスをドライブしているアルアティヤは、テスト実施の可能性について、アロンソと話し合ったことを認めた。
アルアティヤが2017年にFIAクラスカントリーワールドカップに出場した際にカレイヤが支援を行い、そのお返しにカレイヤのダカールラリー2017参戦費用を一部アルアティヤが負担したことから両者が友人となり、カレイヤと親交のあったアロンソもアルアティヤと友人関係になったという。
アルアティヤはmotorsport.comに次のように語った。
「フェルナンドは私の素晴らしい友人だ。そして僕たちは、この数週間それを話し合ってきた。彼は僕に、(ダカールラリー)マシンをテストしたいと言ってきた。そして2019年のダカールラリーが終わったら、それが実現するかもしれないと話していた」
「僕とフェルナンド、そしてジーザスというもうひとりの素晴らしい友と、それを話し合っているんだ。フェルナンドと僕はどちらもGAZOO Racingのドライバーだけど、トヨタが彼をテストに関与させることを望むかはまだ分からない。アイデアが実現するとしたら、カタールラリーの前か、直後になるだろう」
カタールラリーは2月21日から26日まで開催される。一方のアロンソは、1月末にデイトナ24時間レースに参戦した後、3月14~15日に開催される世界耐久選手権(WEC)セブリング1000マイルレースまで、参戦スケジュールは空いている状態だ。
TGRSAはmotorsport.comに対し、アロンソとの交渉は現時点で行っていないと明かしている。
2018年限りで一旦F1を離れたアロンソは世界3大レース制覇を目標に掲げている。2017年には、モナコGPを欠場してまでインディ500に参戦したほどだ。2018年には、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてル・マン24時間レースを制し、栄光の”トリプル・クラウン”獲得まであと一手、インディ500制覇を残すのみとなっている。
彼は前述のデイトナ24時間レース優勝も本気で狙っている様子だが、ダカールラリーの参戦にはあまり前向きではないようだ。彼はF1キャリアに一区切りをつけると発表したあと、ダカールラリーをまともに戦うことはなさそうだとコメントしている。
「僕はそうなるとは思わない。僕はいくつかの選択肢を評価し、検討する必要がある。でも正直に、自分にそれをやる才能がないことを知っておかなければならないんだ」
「僕は自分自身の限界がどこにあるのかを知っておく必要がある。そして、それ(ダカールラリー)をやる才能はないだろう」
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