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スポーツ 2019.1.9

新生レーシングポイントF1の新たな課題。失ってはならない”武器”とは何か?

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 財政的な危機を乗り越え、フォースインディアから生まれ変わったレーシングポイントF1。しかしチーム代表のオットマー・サフナウアーは、これまで培ってきた”効率の良さ”という強みを失ってしまうという危機に直面していると語った。

 2018シーズンの中盤に破産申請を行ったフォースインディアは、ローレンス・ストロールが主導する投資家コンソーシアムに買収され、夏休み明けのベルギーGP以降はレーシングポイント・フォースインディアとして新たにエントリーし直しシーズンを戦った。

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 新たなオーナーの下、新パーツの製造を再開させたチームだったが、最終的に開発スケジュールの遅れでアップグレードパッケージを丸々ひとつ導入することができなかった。しかし限りあるリソースを有効に活用。ベルギーGP以前に獲得したコンストラクターズポイントが無効になったにも関わらず、コンストラクターズランキング7位でシーズンを終えた。2019年は、名称からフォースインディアの部分が消え、レーシングポイントF1チームとしてエントリーを行っている。

 サフナウアーはmotorsport.comに対し、チームが新たな危機に直面しているのを自覚していると語った。その危機とは、チームの財政基盤が整いリソースが増加することで、チームの強みであった”効率の良さ”が失われてしまうのではないかということだ。

「我々がうまくやってこられた理由のひとつが、我々が効率的なチームだったということだ。効率というのは、我々が投入したリソースと比べて、素晴らしい結果を出してきたという意味だ」

「それはとてもシンプルなことだ」

「そして今後は投入するリソースが多くなっても、得られる結果がそれに比例して大きくなっていかない可能性がある。それはリスクだ」

「だから私は常々、メンバーにこう言っている。『我々は財政的なリソースを欲してはいるが、効率性は失ってはならない。効率は同じでなければならない』とね」

「もしそれを維持できて、使えるリソースが多くなれば、得られる結果はとても素晴らしいものになるだろう。リソースが少ないときは、それが簡単だったんだ」

「全てのエリアで開発を進めるのは間違いだ。人材が限られ、財源もない時にそうしてしまうと、間違った道を歩む可能性が高い」

 サフナウアーは、開発において後戻りをする余裕などなかったと説明。そのため、成果を得られる可能性が高いかどうかを基準に決定を下していたという。

「支離滅裂なことをしないようにしなければならない」とサフナウアーは強調した。

「それは簡単なことではないだろう。しかしその危険をしっかりと認識していれば、今の位置に立ち返り、効率性を維持することができるだろう」

 チームは、新しいオーナーが決まる前から2019年用のマシンの開発を進めている。新オーナーの就任により財政状況も大きく改善し、今後は新たな人材獲得に動くとも考えられており、その影響は時が経つにつれてさらに大きくなっていくだろう。

 しかしサフナウアーは、2018シーズンは開幕直後からアップグレードを繰り返し延期しなければならなかったことを踏まえると、2019年の開幕時点で状況は大きく改善されていると主張した。

「我々が何かを学習したとしても、パフォーマンスの向上は実現できない状況だった」

「今はそれができる。開幕戦のオーストラリアGPで、我々は開発が進んだマシンでレースをすることができるんだ。マシンを発表した時のままではなくてね」

「そのこと自体が、我々の助けになるだろう」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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