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スポーツ 2019.1.7

ホンダ、F1復帰後初の2チーム供給は”大きなメリット”。レッドブルとトロロッソのリヤエンド共通化も追い風に

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 2019年からレッドブルとトロロッソの2チームにパワーユニット(PU)を供給するホンダにとって、両チームが共通のパーツを使用することは大きなアドバンテージになるはずだ。

 トロロッソのギヤボックスは伝統的に、レッドブル・テクノロジーが開発した内部構造を採用している。しかしギヤボックスのケーシングとリヤサスペンションについては、自社で製造してきた。

    ■2019年のトロロッソは、レッドブル2018年パーツを多用か? テクニカルディレクター不在も問題なし

 だが2019年からホンダがレッドブルにもPUを供給することになり、トロロッソはリヤサスペンションを含むリヤエンド全てと、フロントサスペンションの一部をレッドブルと共有することになるだろう。

 ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、「それは大きなアドバンテージになると思います」と。motorsport.comに語った。

「あるチームと別のチームとの間で、コミュニケーションを取る必要がありませんし、ふたつのチームが別々に要求してくることもありません」

「当然、それぞれのチームでデザインはわずかに異なり、それぞれアジャストする必要がありますが、大きな仕様変更は必要ありません」

 ホンダは、ワークスチームとスーパーアグリにエンジンを供給していた2008年以降、2チームにPUを供給したことはない。本来、ホンダは2018年にマクラーレンとザウバーにPUを供給する予定だったが、ザウバーはフェラーリとの関係を強化すべくホンダとの契約を解除、マクラーレンはトロロッソと入れ替わるように、ルノーPUへのスイッチを決定した。

 田辺はそのメリットについて「理論的にはデータが2倍になります」と、ジョークを飛ばした。

「実際の走行だけでなく、開発の面でも利点はあります。別のチームであれば、マシンの哲学も違いますし、特にコースでは作業の仕方も違います」

「私たちは、新しいチームからより多くの情報、より多くの知識を得ることができます。それは私たちにとって大きな恩恵になります」

 2018年にレッドブル・ホンダの提携が現実味を帯びてくると、ホンダが2チームにPUを供給することになった場合、それぞれのチームに別のテクニカルディレクターが任命され、田辺が全体を統括することになると示唆されていた。

 ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、2018年後半の優先事項は人員増強だったと述べた。

「当然、私たちはファクトリーにいる人員を増やしています」

「トラックサイドの人員もそうです。2019年は倍の人数が必要になります。レースエンジンを扱うもうひとつのチームが必要なのです」

「特定の仕事に関しては両チームで共有することができるかもしれませんが、仕事が2倍になるということは専門性が失われてしまいかねないので、より多くの人材を雇うというのは賢明な考えです」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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