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スポーツ 2019.1.5

データ不足が面白いレース生む? F1、金曜フリー走行でタイヤの使用制限を検討

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 F1上層部は、レースが予測不可能なものになる可能性を高めるため、金曜日のフリー走行でチームが様々なタイヤをテストできないようにすることを検討しているようだ。

 2018年のアメリカGPは、悪天候により金曜日のフリー走行が制限されてしまった。しかしその影響か、決勝ではキミ・ライコネン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がそれぞれ異なる戦略で三つ巴の接近戦が展開された。

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 このレースを受けて、F1の競技面をまとめるマネージングディレクターのロス・ブラウンは、チームが金曜日の走行で得られるデータが少なかったケースと、そのレースが面白いものになることには関連性があると認め、レースをより良くする方法に関しての議論に採り入れるべきだと述べた。

 ウイリアムズのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、ブラウンが提案した解決策のひとつを、motorsport.comに明かした。それは、チームが毎週末に使えるタイヤのデータ収集を制限することだという。

「マシンには完璧な信頼性があり、セットアップやタイヤに関しても完全に最適化されている」

「それはつまり、ある程度まではかなり予測がしやすいということを意味する。主な変数はドライバーと、そのドライバーがミスをするかどうかということだ」

「しかし、今のドライバーたちは身体的には完璧にフィットしている。昔のように疲れたりしない。彼らはよく指導されている。それほど多くのミスは犯さない」

「そういった最適化を止めるためには、何かをする必要がある」

「ロスが話していたのは、金曜日にタイヤのテストをできなくすることだ。マシンが機能しているかを確認し、サーキットを学習することくらいしかできない、”ベースタイヤ”を導入するなど、そのようなことをいくつか話していた」

「レースに向けての福袋みたいなものだ。私はそれが素晴らしいと思う」

 ロウによれば、過去30年間でチームが様々な分野における分析手法を進歩させてきた結果、現代F1が予測可能なものになっていると話した。

「30年前は、レースに来たエンジニアは2人だった。今は30人が現場にいて、さらに30人がファクトリーで支援している」

「それをもっと価値のあるものにしたいなら、最適化を妨げて、外的要因から生じる多くの障害やノイズを増やすことだ」

「素晴らしいことだ。もうひとつの方法は、コスト制限でエンジニアを減らすか、トラックでのスタッフの運用レベルを下げることだからだ」

「私は多くのエンジニアを解雇するつもりはない。他の選択肢もあるのだ」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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