パッと見ではなかなか判断しにくいシート下の収納スペースとその使い勝手。フルフェイスやジェットヘルメットはもちろん、テント用品やボトルなどを使って実力を試してみました。●テント:nomadica テンゲルスタンダード収納サイズ45×16(直径)cmPHOTO●渡辺昌彦(WATANABE Masahiko)/星野耕作(HOSHINO Kosaku)、REPORT:小林夕里子(KOBAYASHI Yuriko)
アウトドアマスター小林夕里子が収納インプレッション
125ccスクーターの主要どころを“データーロガー”で徹底比較!
7車の“積みっぷり”を2種のヘルメットで検証
大容量にすれば車幅が出て足着きが悪くなり、車体のコンパクトさを優先させると容量が小さくなるラゲッジスペース。そのバランスを各車それぞれに追求していて形状も様々。
キャンプツーリングを想定して、ヘルメットのほかにもテントや寝袋など入れてみたら意外なほど個性に差がありました!
HONDA PCX HYBRID
7台の中で最もボリューミーな車格ながら収納スペースが小さいのは、ハイブリッドモデルゆえの大きなバッテリーによる。バッテリーより前のスペースしか使えないので、テントをはじめ長モノは収納できない。
HONDA PCX
ハイブリッドモデルに比べバッテリー上にスペースがあるものの深さはないので、テントは入らず。細々したものを入れるのが良さそう。バイクの重心を低く保つためにも、例えばスキレットなど重いものを入れたい。
YAMAHA NMAX
長モノは入らない形状だがフルフェイスも入る深さが魅力。もし小さめのダッチオーブンを持って行くなら、バイクの重心を低く保つためにもここに入れたいところ。その中に小物をぎゅうぎゅう詰め込めば省スペースに。
YAMAHA CYGNUS X
小柄で走り味重視のスクーターかと思いきや、収納スペースが大きくて驚き。テントに加えて、ホットサンドメーカーや少し大きめの折り畳みテーブルなど、長さのある贅沢アイテムも持って行きたくなる余裕がある。
YAMAHA AXIS Z
テントがスッポリ入るくらいに面積は広いが、あまり深くないので厚みのあるアイテムは収納が難しいかも。一方でこのフラットさは、小物をたくさん詰めてもどこに何があるかひと目でわかってキャンプ地できっと便利。
SUZUKI SWISH
コンパクトな車体からは想像できない広い収納スペースはテントを入れても余裕があり、前方の深い部分にはさらにモノが詰め込める。ちなみにリアキャリアと荷掛けフックもあって、7台のうちで一番の積載上手なのだ。
KYMCO GP125i
7台のうちもっとも収納スペースが小さく、入るキャンプ道具は限られそう。フロントラックもペットボトルが入る程度のごく一般的な容量なので、トップケースや振り分けバッグなどを活用して収納スペースを補う必要アリ。
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