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スポーツ 2018.12.22

WTCR:Lynk&Co最後のひとりは甥っ子に。ワールドRX王者はSLR入り決定

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 2019年シーズンからWTCR世界ツーリングカーカップに新規参入を果たすLynk&Coシアン・レーシングは、グリッドで4台目となる『Lynk&Co 03 TCR』のステアリングを託すドライバーに、22歳のヤン・エルラシェールを抜擢。事前の予測どおり、4度の世界王者イバン・ミューラーの甥っ子が、叔父と同じチームで世界戦のレースを戦う夢が現実となった。

 元国際F3000やインディライツのドライバーであるキャシー・ミューラーを母に持ち、ツーリングカー界のレジェンド、イバンを叔父とするレーシングドライバー一家に育ったエルラシェールは、1年のブランクを経て新型TCR規定マシンを提げカムバックするシアン・レーシングに加入することが決定。

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 最後のWTCC世界ツーリングカー選手権王者のテッド・ビョークや、トリプルクラウンを記録したWTCCスターのアンディ・プリオール、そして偉大な叔父のチームメンバーに迎えられることとなった。

 2017年にWTCC昇格を果たしたエルラシェールは、RCモータースポーツのラーダ・ベスタTC1をドライブし、アルゼンチン戦で勝利を飾るなど才能の片鱗を見せると、2018年WTCRでは開幕前のシュートアウトでミュニッヒ・モータースポーツ入りが決定。

 ワークスドライバーのエステバン・グエリエリとともにFK8ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握り、シーズン前半戦はポイントリーダーにも躍り出るなどの活躍を演じて、ハンガリー、オランダでの年間2勝をマークした。

「本当に夢がかなったような気分だ。現時点でシアン・レーシングより優れたパッケージングを持つチームは他に見当たらないからね」と、喜びを語ったエルラシェール。

「僕にはまだ学ぶべきことが山ほどあり、アンディやテッド、そして叔父のイバンという最高のメンバーとチームメイトになれれば、彼らから学ぶと同時にとてつもなく高い目標を設定することが可能になる」

「今はまだチームで一番若い立場だけど、僕の目標は彼らに勝るとも劣らないぐらい高いリザルトを、2019年のWTCRで手にすることだ」

 すでにLynk&Coシアン・レーシングは、2019年に向けた開発テストのプログラムを積極的に進めており、エルラシェールはこの週後半から行われているスペイン・バルセロナでのテストに合流。ミューラー、プリオールとともに『Lynk&Co 03 TCR』のテストを行い、初めてマシンの感触を試す予定となっている。
「ヤン(エルラシェール)は、その若さに似合わず成熟した落ち着きとスピードを見せ、常に我々を驚かせてくれた」と語るのは、シアン・レーシングのCEOを務めるクリスチャン・ダール。

「私たちはこの何年も彼のような若い才能を探しており、彼の存在は近年稀に見る逸材だ。これで我々の2019年FIA WTCRに向けたドライバーラインアップは、経験豊富なチャンピオンたちと才能あふれる速い若手という、最高の組み合わせになった」

 また12月20日には、既報のとおりWolrdRX世界ラリークロス選手権で連覇を果たしているスタードライバー、ヨハン・クリストファーソンがWTCRのグリッドにデビューすることも発表され、こちらも予測どおりロブ・ハフ、メディ・ベナーニとともにセバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRのステアリングを握ることが正式にアナウンスされた。

「こうしてWTCR参戦が決まったことにワクワクしているし、シーズンを心から楽しみにしている」と、意気込みを語ったクリストファーソン。

「ラリークロスで戦った4シーズンを経て、2019年は初めて国際的なツーリングカーの舞台でのフルシーズンエントリーを決断した。ほとんどのサーキットが僕には初めての領域になるし、大きなチャレンジになるね」

「そして新たなチームメイトと働くことも楽しみにしているし、特にツーリングカーの世界チャンピオンであるロブ・ハフからは多くを学びたい。セバスチャン・ローブ・レーシングは経験豊富な組織だし、フォルクスワーゲン・ファミリーの一員としてこの新たな旅に出られるのもうれしいよ」

 これでフォルクスワーゲン・モータースポーツのカスタマーレーシング部門からは、ワークス契約ドライバーとしてハフ、クリストファーソンの2名が参戦。3台目となるベナーニに加えてもう1台を送り込み、4台のゴルフGTI TCRをグリッドに並べる計画だ。

 またクリストファーソンは2019年STCCの参戦計画を明らかにしていないが、過去2年を過ごした父トミーの運営するクリストファーソン・モータースポーツ(KMS)のシートが空いており、WTCRとのカレンダーバッティングもないことから、引き続きのSTCCタイトル防衛の可能性が残されている。

 しかし、WolrdRXに関してはWTCRと6戦で日程重複があるため、仮に参戦した場合でも事実上ラリークロス王者としてのタイトル防衛は断念せざるを得ない状況となっている。

 また、クリストファーソンについては2018年に所属したPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンが活動を終了するため、2019年のWorldRXに参戦するかも不透明だ。

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(AUTOSPORT web )

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