マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2019年はF1に参戦しないことを発表しているにも関わらず、新型マシンをテストさせることに興味を持っているようだ。新人ドライバーのランド・ノリスも、そのためなら喜んで走行時間を譲ると語った。
アロンソはマクラーレンとの契約を延長せず、2018年限りでF1参戦に一区切りをつけた。しかし厳密にはF1引退ではなく、アロンソ本人も将来的に再びF1に参戦する可能性を除外してはいない。
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2018年のマクラーレンはアロンソが孤軍奮闘し、コンストラクターズランキング6位を獲得した。2017年の9位からは大幅に改善したが、同じルノー製パワーユニットを使用するレッドブルとは350ポイント以上離された。
またチームは2018年に使用したマシン、MCL33の持つ空力的な問題を解決できず、徐々に戦闘力が低下。マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンが”戦闘力の乏しいレースカー”だったと自ら認めているほどであり、シーズン後半は最下位近くを走るケースも多かった。
ホンダとの提携を解除し、強豪チーム復活を目標に掲げたチームにとっては不本意なシーズンだったと言える。
2019年に向けて、マクラーレンはドライバーラインアップを一新。ルノーから移籍してきたカルロス・サインツJr.とルーキーのランド・ノリスのコンビを起用する。
しかしながらブラウンは、アロンソがマクラーレンの新車をテストする可能性について否定していない。またノリスも、アロンソがマシンを試す機会を得るためなら、自分の貴重な走行機会を犠牲にしても構わないと考えているようだ。
「彼(アロンソ)の意見は非常に価値があると思う」とノリスは話した。
「ここ数年でマシンがどんな風に変わってきたかについて、彼はよく分かっている。多くの経験を持っていて、どこが良くてどこが悪いか、僕よりもはるかによく分かっているんだ」
「僕には、何が起きているか分からない。彼はまだ、マクラーレンにとって大きな存在であり、チームの一員だ。どうするかは彼次第だ」
「(アロンソが新車をテストすることになったら)クールだと思う。もちろん僕も出来るだけ多い時間、マシンに乗りたいとは思うけど、チーム全体のためになり、彼のフィードバックが僕やカルロスと同じくらい重要だとみんなが考えるなら、それは素晴らしいことだと思う」
サインツJr.も、アロンソがマクラーレンの2019年用マシンをテストするのは良いことだという、ノリスの意見に賛同した。
「間違いなく、それはマクラーレンが興味を持っていることだし、アロンソにとってもF1において活動的でい続けるということに関心があるだろう」
「それは、僕たち自身というよりも経営陣が判断することだ。だけどそれは悪いことだと思わないし、フェルナンドのようなドライバーがマシンを比較するのは素晴らしいことだと思う」
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