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スポーツ 2018.12.19

マクラーレン、ホンダとの決別に後悔なし。でもその”出費”は100億円以上?

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 2015年から2017年まで、マクラーレンはホンダのパワーユニットを使っていた。しかしこの関係はうまくいかず、3年で関係を終了。マクラーレンは今季から、ルノーのパワーユニットを使うことになった。

 この決断によってマクラーレンは、約1億ドル(約110億円)以上の負担増となったと考えられる。これにはホンダからパワーユニットを無償で提供される分と財政的な支援、そしてルノーに支払うパワーユニットの代金などが含まれている。

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 しかしマクラーレンは、今季のマシンの戦闘力を向上させることができず、特にシーズン終盤は下位に低迷することが多かった。また組織内の弱点も露呈し、人事異動などという事態にも発展した。

 巨額の費用がかかり、さらにホンダが2018年に大きな進歩を遂げたとしても、関係を終了させたことに後悔はないと、マクラーレンのシェイク・モハメド・ビン・エッサ・アル・ハリファ会長は語る。シェイク・モハメド会長は、バーレーン政府が運営する投資ファンド、マムタラカトの代表である。

「一方では失望しているが、もう一方ではこれに集中している」

「我々が目指していたやり方は、変化が起きることを意味していた。ホンダに対しては、大きな敬意を抱いている。しかし関係はうまくいかず、我々は紳士的な議論をし、そして別々の道を歩いていくことを決めたのだ」

「我々にとっては高価な決断だった。しかし、会社にとっては長期的な関心事だった。だから我々は、その決定を後悔していない」

 マクラーレンにとって2018年は、前述の通り厳しいシーズンとなった。そのためシェイク・モハメド会長は、チームのこの先についてこれまで以上に関心を持っているという。

「より詳細に関わり、もっと理解するようになっている」

 そうシェイク・モハメド会長は語った。

「私はレーサーだ。だから数値を楽しむのだ。ダウンフォースの値、サスペンションの動きなどね」

 また彼は、問題に拙速に対処すべきではなく、辛抱強く見守る必要があると考えているようだ。

「私は2000年からF1のパドックにいる。そして我々は、2007年からチームのオーナーになった」

「人々は現状について、変えるべきだと言う。しかし私は、衝動的に行動するのが得策ではないと思う。それを認識できるほど、十分に長くこの世界にいるのだ。これは、物事を修正していく上での情報に基づいた、緩やかな一歩だ。我々はそれを試みた」

「経営陣の役割は、チームをマネジメントすることだ。我々はリソースを提供するためにここにいる。それが、私が追い求めてきたものだ。必要なモノを知らせてもらい、我々はそれをサポートすることに同意した」

「どうなっていくかを、我々は見ていくだろう。非常に歯痒いことだ。なぜなら我々は皆、レーサーの心を持っているからね。しかし、それを手に入れなければならないんだ」

 マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンも、チームとシェイク・モハメド会長の関係性について説明した。

「CEOにも様々なスタイルがあると思う」

 そうブラウンは説明する。

「私は会長と密に関わりたいと思っている。それが私のスタイルだ」

「バーレーンの人々は、F1で長い歴史を持っている。私は彼らの介入を尊重し、その介入と影響力を求めている。だから、それは仕事をする上で素晴らしい関係だ」

「他のCEOの中には、『私がボールを持っている。だからそれを持って走るだけだ』と考える人もいるだろう。でも、それは私のスタイルではない。だから、シェイク・モハメド会長が助けることができる分野がたくさんある。私は彼に、影響力を及ぼすようにお願いをしたのだ」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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