ホンダはフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一環として、来季はFIA F2に松下信治(カーリン)を、新生FIA F3に角田裕毅(イェンツァー)を走らせることをすでに発表している。
今季のFIA F2では、牧野任祐と福住仁嶺を走らせたホンダ。現状発表されている来季のF2にひとり、F3にひとりという体制は、今年に比べて若干のスケールダウンにも感じる。しかしホンダは、さらにもうひとりのドライバーを、来季欧州に送り込むことを検討しているようだ。
■角田裕毅、来季は新生FIA F3とフォーミュラ欧州にダブル参戦「この舞台でやっていく自信はある」
12月9日(日)にツインリンクもてぎで行われたHonda Racing THNAKS DAYの会場で、「欧州のF2やF3に挑むドライバーは、すでに発表されたふたりだけなのか?」と尋ねたところ、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、次のようにmotorsport.comに語った。
「(これで決定かどうかは)まだ微妙ですね。まだ12月ですし……ひとつ調整しています。まだ決めてはいないですけど。カテゴリーはF3です」
「来年はF3が面白いと思っています。初年度ですしね。今年のF2が混乱したように、うまく回っていかないかもしれないという不安もありますが、逆にうまく噛み合うチームとうまくやれれば、アドバンスになる。攻めるという考え方をすれば、F3はもしかしたら……と思っています。それは今、考えているところです」
「まだ全然、サインもしていませんが、やってみてもいいんじゃないかと思っています」
そのドライバーが誰であるのか、山本部長は明言を避けた。
なお角田は、今年の秋に渡欧し、レッドブルの育成ドライバーらと共に、ハンガロリンクで行われたF3のセレクションテストに挑んだ。その結果が高い評価を受けたことで、レッドブル及びHFDPの共同戦略の一環として、FIA F3に挑むことになった。しかし、ホンダが現在検討しているというもうひとりのドライバーは、セレクションテストを受けていない人物だという。
将来のF1ドライブを目指す若い才能が、来季もうひとり、世界に向けて羽ばたくことになるかもしれない。
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