鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ合同・ルーキーテストに参加したハリソン・ニューエイ(B-Max Racing team)は、来季のSFフル参戦に関して「ぜひ挑戦したい」と前向きな姿勢でいることを明かした。
レッドブルのF1デザインも手がけるエイドリアン・ニューエイの息子として知られるハリソン・ニューエイだが、ここ数年はヨーロピアンF3やヨーロピアン・ルマンなどに参戦。今年はル・マン24時間レースでLMP2クラスにエントリーした。
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今回はルーカス・アウアーとともにB-Max Racing teamの50号車をシェア。2日間ともに午前中のセッションを担当した。
テストを終えたハリソン・ニューエイは初めて走る鈴鹿サーキットと、スーパーフォーミュラのマシンに感動している様子だった。
「鈴鹿サーキットを初めて走ることができて、とてもファンタスティックな気分だ。小さい頃からF1日本GPの開催コースとして観てきたから、(ここを走ることができて)すごく嬉しい。マシンのグリップやパワーもすごくて、僕が今まで乗ったクルマの中で一番速いと思う。こんなに速い素晴らしいクルマに乗る機会を得られて、本当に嬉しく思っている」
「今回はセッションが進むにつれてセッティングも変えたりして、まずはクルマの動きに慣れていったけど、コースを含め勉強しなければいけないところがいっぱいある状態だ。また今回はヨーロッパから(モトパークの)エンジニアが何人か来ていて、彼らにとっても初めてのスーパーフォーミュラだった。今回はゼロから慣れていくというのが課題だった」
ハリソン・ニューエイの日本でのテスト参加をサポートするべく、父のエイドリアン・ニューエイも1日目のお昼に鈴鹿サーキットに到着。チームの無線も借りて真剣にテストの様子を見守っていた。まるで、チームスタッフの一員にでもなっているような雰囲気だったが、あくまで今回は息子のサポートが主な目的とのこと。「最近は僕をサポートするために、ちゃんと“父親”としてサーキットに来てくれて、もちろん今回も駆けつけてくれた」とハードスケジュールの合間を縫って来日してくれた父にハリソン・ニューエイも感謝していた。
すでにレッドブルジュニアチームからルーカス・アウアーが来季のB-Max Racing team加入が明らかにされたが、同チームは来季モトパークとタッグを組んで2台体制でエントリーする予定ということも明らかにされている。そのもう1台はハリソン・ニューエイの可能性が高いようだ。
来季のレース参戦プランに関しても、水面下では具体的なところまで話が進んでいることを示唆した。
「F1以外で目指すべき場所があるとすれば、それはスーパーフォーミュラだ。世界中でみても素晴らしいサーキットが日本には揃っている。まさに“挑戦するべき場所”だと思っている」
「スーパーフォーミュラに参戦することができれば嬉しいし、それが実現することを願っている。まだ最終決定はしていないけれども、近々何か発表ができると思っている。もちろん、ヨーロッパでの他のカテゴリーに参戦するオプションもないわけではないが、もしスーパーフォーミュラに参戦することになれば、日程のバッティングなどは避けられないだろう。何かひとつのカテゴリーに集中することになると思う。それがどのカテゴリーになるのか、今は決まっていない」
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