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スポーツ 2018.12.7

WECハイパーカーのパワートレイン規定に誤解?「レース専用ユニットも使用可。市販ベースユニットは制限を緩和」

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 世界耐久選手権(WEC)のプロモーターであるACO(フランス西部自動車クラブ)は、2020年から導入されるハイパーカーの技術規定について補足説明を行い、量産ベースのパワートレインよりも制限が多いものの、レース専用のユニットも使用可能だと明かした。

 12月5日(水)、世界モータースポーツ評議会の会合が行われ、今年6月のル・マン24時間レースの際に発表された”ハイパーカー”クラスの技術規定が発表された。

    ■WECに2020年登場のハイパーカー、市販車パワートレインとの関連を義務付け。前後に可動空力デバイス搭載

 この際、市販車ベースの内燃機関(エンジン)やハイブリッドシステムを搭載するケースの説明しか行われず、ハイパーカークラスでは量産ベースのパワーユニットが必須となるとの受け取り方が広くなされた。

 しかし、ACOのスポーツディレクターであるヴィンセント・ボーメスニルは、エンジンやフロントアクスルMGU(モーター・ジェネレーター・ユニット)の両方に、2段階のレギュレーションがあると説明した。

 ボーメスニルは「エンジンは量産ベースでも、純粋なレース用エンジンでも良い」とmotorsport.comに語った。

「量産エンジンを使用した場合、制限が少なくなる。市販車で使われている限り、カムシャフトのタイミングを変えることも可能だ」

「ハイブリッドシステムについても同様で、基本的にはフロントにモーターがひとつしか許されていないが、市販車用に開発されたものが2つのモーターを用いていれば、それを使用することができる」

 メーカーが量産ベースのユニットを使用することを選択した場合、そのユニットを使用する市販車を最初のシーズン終了後までに25台製造しなければならない。その数字は、第2シーズン終了後に100台まで増加する。

 メーカーの製造するパワートレインはカスタマーが購入することも可能だが、レース用のユニット使用が許可されることで、カスタマーチームの選択肢が増えることになる。

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(motorsport.com 日本版 Gary Watkins)

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