英国のオートスポーツ誌では毎年、各チーム代表が選ぶ今季のトップ10ドライバーを発表する企画を実施している。この企画は、マシンの性能差を排し、純粋なドライバーのパフォーマンスを測る上で、非常に貴重な企画と言えるだろう。
今年もこの投票が行われ、トト・ウルフ(メルセデス)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル)、シリル・アビテブール(ルノー)、ギュンター・シュタイナー(ハース)、ザク・ブラウン(マクラーレン)、オットマー・サウナウアー(フォースインディア)、フレデリック・バスール(ザウバー)、フランツ・トスト(トロロッソ)、クレア・ウイリアムズ(ウイリアムズ)ら9人のチーム代表者がこの企画に参加。フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネのみが参加しなかった。
■2018年王者は”新しいハミルトン”。メルセデス代表が感服
投票は無記名で行われ、F1のポイントシステムと同様、それぞれのチーム代表者が25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイントをいずれかのドライバーに付与するという形で行われた。
9人のチーム代表のうち、8人が1位としたのは、メルセデスのルイス・ハミルトン。今季のF1世界チャンピオンだ。実際にチャンピオンに輝いていることからも、その結果は驚くべきことではないだろう。彼の合計獲得ポイントは218。ひとりのチーム代表だけが、ハミルトンを2位にランクしたことになる。
実際のドライバーズランキングで2位だったのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだったが、チーム代表たちはレッドブルの新鋭、マックス・フェルスタッペンを2位に推した。フェルスタッペンは139ポイントを獲得。一方のベッテルは、105ポイント獲得で3位だった。
4位にランキングされたのは、今季限りでF1を退いたフェルナンド・アロンソで、ベッテルにわずか2ポイントまで迫る103ポイントを獲得した。非力なマクラーレンのマシンで、実際に50ポイント獲得したその手腕が評価されたのだろう。
今季2勝を挙げたダニエル・リカルド(レッドブル)が5位。デビュー初年度ながら大活躍し、来季はフェラーリのドライバーに大抜擢されることになったシャルル・ルクレール(ザウバー)が71ポイントで6位だった。
アメリカGPで久々の勝利を挙げたキミ・ライコネン(フェラーリ)が7位、王者となったチームメイトを支えた面もあり、今季を未勝利で終えたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は8位だった。
フォースインディアのエステバン・オコンは、昨年は非常に高い評価を受け、5位に支持されていたものの、今年はランキングを4つ落として9位となった。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが10位になった。
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