2018年のWRC世界ラリー選手権のWRC2に参戦し、4年連続のチームチャンピオンに輝いたシュコダ・モータースポーツが改良型『シュコダ・ファビアR5』を公開。あわせて、2019年のWRC2で起用するドライバーも発表した。
チェコの自動車メーカーでフォルクスワーゲン・グループ傘下に属するシュコダ。同社のモータースポーツ部門では、カスタマー向け車両としてR5規定に沿ったラリーカーであるファビアR5を開発・展開している。
WRC2参戦のシュコダ、育成契約の若手を放出。「2019年に向けた戦略見直しの一環」
このファビアR5はラリー北海道をシリーズ戦に組み込むAPRCアジア・パシフィック・ラリー選手権にCUSCOから参戦。炭山裕矢のシリーズチャンピオン獲得の一翼を担った。
WRC2にはシュコダ・モータースポーツとして参戦し、Mスポーツ(フォード)やシトロエン、ヒュンダイといったライバルメーカーを上回るパフォーマンスを発揮。過去2シーズンに渡りトヨタで活躍した若手、エサペッカ・ラッピも2016年にファビアR5をドライブしてWRC2クラスチャンピオンを獲得している。
2018年はWRC2の13戦中11戦でシュコダユーザーが勝利を収め、ワークスドライバーのヤン・コペッキーがシリーズチャンピオンに輝いている。また、チームとしては2015年から4年連続でチームチャンピオンの座を獲得した。
そんなシュコダが2019年に向けてマシンの改良に着手していることをアナウンスした。この改良型ファビアR5は2019年下半期にホモロゲーションを取得予定で、その後にカスタマーへデリバリーされる。
改良型ファビアR5は市販モデルのファビアからインスパイアされる形でフロンドデザインを刷新。グリルなどは現行モデルから大きくなったような印象を受ける。
より切れ長な見た目へ変化したフロントライトとリヤライトには、LEDを採用するとのこと。また、今回のフロントデザイン変更にあわせて、ワークスチームのカラースキームにも変更が加えられた。
これまでのワークスカラーはボンネット中央にグリーンとブラックのラインが入れられるものだったが、改良型では配色はそのままにラインではなくトライアングル型のデザインが取り入れられている。
なお、そのほかの改良点については明らかにされなかった。
シュコダ・モータースポーツは、この改良型ファビアR5のお披露目とあわせて2019年のWRC2ドライバーラインアップも発表。コペッキーを継続起用してタイトル防衛に挑むほか、“神童”とも呼ばれる若手カリ・ロバンペッラも継続起用された。
その一方で長年ワークスドライバーの役目を務め、2018年シーズンはWRC2のドライバーズランキング2位を獲得したポンタス・ティデマンドがチームを離脱している。
そのほか、シュコダは2018年シーズンの成功を記念したゴールドカラーのファビアR5も製作。順次制作する映像作品に登場させるほか、チェコのムラダー・ボレスラフやプラハ空港で展示を行うとのこと。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ストロール「SC出動時に前方のクルマが急減速し、接触を避けられなかった」:アストンマーティン F1第5戦決勝
「サーキット以外の場所でやることにも意味があったと思う」盛り上がりを見せた岩佐歩夢発案のSFキャラバンが成功裏に終了
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
RB、F1中国GPで角田裕毅とリカルドがリタイアに追い込まれた“もらい事故”は「どちらも不必要なアクシデント」
タイヤ装着前に信号が変わるミスが発生、クルーは転倒。ガスリーはピットストップの改善を誓う/F1第5戦
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?