ハースF1チームは、フォース・インディアの適格性について異議を申し立てた結果、FIAスチュワードにこれを却下されたが、それに対して控訴を行わないことを発表した。
アブダビGPの週末を前に、ハースは、オーナーが変わり8月に新たにF1にエントリーした新生“レーシング・ポイント・フォース・インディア”は、前身の“サハラ・フォース・インディア”が設計・製造したパーツを使っており、そのため規則が定めるコンストラクターの定義に一致していないとの申し立てを行った。スチュワードは現フォース・インディアのエントリーは適法であるとの主張を行い、ハースの申し立てを却下。ハースはその直後、控訴の可能性を残すための意思通知を行っていた。
「フォース・インディアF1のエントリーは有効」。スチュワードがハースからの異議申し立てを却下
しかし28日、ハースは控訴の手続きを取らないと決定した旨を発表した。
一方、ハースが今回の申し立てを行った主な動機は分配金にあると考えられている。“レーシング・ポイント・フォース・インディア”が新チームであれば、過去3シーズンのうち2回、コンストラクターズ選手権でトップ10に入ったチームに与えられる“コラム1”のプライズマネーを受け取るのは不当であると、ハースは考えている。ハースは2016年にF1に参入した直後、“コラム1”の支払いは受けられなかった。
今回のスチュワードの判決で、現フォース・インディアは新チームであると明言されたため、これをベースにハースがプライズマネーの件で新たな申し立てを行う可能性がある。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
【MotoGP】苦境が好転しないホンダ、チーム側も予想外? 「理論的には良い改善をしているはずなのに」と困惑
「何か“茶色いモノ”が……」石浦宏明、ST-Q32号車のドライブ中に小動物とニアミスの珍事/スーパー耐久
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?