ハミルトンとベッテル、”ヘルメット交換”で2018年の激闘を称え合う

　ルイス・ハミルトン（メルセデス）とセバスチャン・ベッテル（フェラーリ）は、2018シーズンのF1最終戦を終えて、お互いのヘルメットを交換して互いの健闘をたたえたようだ。

　F1史上最多の21戦で争われた2018年。最終戦のアブダビGPを終えたベッテルとハミルトンは、他のスポーツにおけるユニフォーム交換のように、ヘルメットを交換した。

「ドライバーがこんなことをするのは、名誉なことだ。お互いにドライバーとして最高の敬意を表している」とハミルトンは語った。

「僕たちのヘルメットは、（他のスポーツの）ジャージのようなものだ。今年、僕は良い仕事をした。彼と戦えて本当に楽しかった」

「僕たちのヘルメットは、（他のスポーツの）ジャージのようなものだ。今年、僕は良い仕事をした。彼と戦えて本当に楽しかった」

　ベッテルは、キャリア初となるヘルメット交換を楽しみにしていたという。

「君はよくやったよ」と、ベッテルはハミルトンの戦いぶりを称賛した。

「5度もタイトルを制覇するなんて、素晴らしい偉業だ。これ以上は、僕が止められることを願っているよ！」

　ハミルトンは、ベッテルの頭が小さいことから「実際にベッテルのヘルメットを使うことはできない」とジョークを飛ばした。