F2最終戦アブダビのレース2は、フェラーリ育成ドライバーのアントニオ・フォッコ(チャロウズ)が逃げ切り、勝利を挙げた。
ポールポジションは、ロベルト・メリ(カンポス)。牧野任祐(ロシアンタイム)は9番手、福住仁嶺(アーデン)はレース1で不運にも1周目にリタイアとなったため、19番手からのスタートとなった。
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セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)がグリッドでエンジンストール。スタートがやり直しとなり、1周減算されて21周のレースとなった。
良い蹴り出しを見せたフォッコがスタートでトップに浮上、メリが2番手に続いた。ニック・デ・フリーズ(プレマ)とランド・ノリス(カーリン)が、マクラーレン育成ドライバー同士で激しく3番手を争った結果、デ・フリーズがコースオフ。これでノリスがポジションを3番手に上げた。
牧野はスタートでポジションを落とすと、前方でスピンした車両をよけきれず接触。牧野自身もスピンし、リタイアとなった。
オープニングラップの混乱で、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動。3周目途中からレースが再開された。今週末のF2デビュー戦だったダニエル・ティクトゥム(アーデン)は、ギヤボックスのトラブルでピットに入り、リタイアとなった。
12台が10秒以内に収まるという数珠つなぎの中、ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)やアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)といった実力者が少しずつポジションを上げていった。
レースが中盤に差し掛かると、バトルが落ち着き少しずつ隊列が間延びしていった。どうやらシステムの問題で全車がDRSを使えず、せっかくのバトルに水を差すような状況となってしまったようだ。
そんな中でも果敢に前を走るルイ・デレトラ(チャロウズ)にプレッシャーをかけていたマルケロフだが、連続でコースオフする場面もあり、7番手からポジションを上げることはできなかった。
結局最後までDRSを使用できるようにはならず、全体的にこう着状態が続いたが、ファイナルラップでノリスがメリのスリップストリームに入ることに成功。ブレーキングでメリがタイヤをロックさせコースオフ、2位争いはノリスに軍配が上がった。
トップチェッカーはフォッコ。DRSトラブルも追い風となったとはいえ、見事な逃げ切り勝ちで今季2勝目を挙げた。
レース1でチャンピオンを決めたラッセルは4位、マルケロフは7位だった。福住は12位でレースを終えている。
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