ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーはF1のトップ3チームと比較すると知識が不足しているために苦戦しており、2019年シーズンはすべての領域において向上が必要であると考えている。
今季のルノーはメルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐトップ3チーム直下の位置につけており、ヒュルケンベルグもチームの進歩を認識してはいるものの、不足している部分もあることを強調した。
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2018年シーズンを平均すると、ルノーはトップを行くライバルたちにラップあたり約2秒の差をつけられてきた。この差はサーキットによって様々であり、ルノーのR.S.18は、低速で曲がりくねったコースでより良いパフォーマンスを発揮していた。
ヒュルケンベルグによると、2019年は全体的なパフォーマンスと安定性の向上が求められており、冬の間、チームは多くの作業を抱えることになるという。
「トップチームらは、僕らがまだ把握できていない何かを把握している。この謎の答えを、僕らは発見しなければならない」とヒュルケンベルグはAuto Motor und Sportに話した。
「ただちに1.5秒を縮めてくれるパーツがあるわけではない。すべての領域での向上が必要だ」
31歳のヒュルケンベルグは、ライバルとの差でエンジンと車体との関連性は、60%が車体で40%がパワーユニットだという。ルノーエンジンはレースに勝てるものであることを証明してはいるものの、彼は予選でのパフォーマンスが劣っていることを嘆いている。
「他のマシンは予選でもっとパワーがある。だからレースでのほうが良いように見えることが頻繁にあるんだ。ここを変えなければならない」
ダニエル・リカルドの加入に、ルノーは今後の成功を期待している。ヒュルケンベルグ自身もリカルドの存在が、彼のモチベーションを後押しすると話す。
「ダニエルは何度かグランプリで優勝している。彼は速く、モチベーションも高い。僕は自分の、速さと安定感を得るという宿題をやってしまわなければならない。いつもそうやってチームメイトを打ち負かしてきたんだ」
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