今週末に開催される今季のF1アブダビGP。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ここ数戦の好パフォーマンスから自信を得て、この最終戦に挑むことになる。
「今シーズン最後のレースになる。そして僕は、ポジティブな気持ちでそれに臨もうとしている」
■トロロッソ・ホンダのガスリー「アブダビは好きなコースのひとつ。良い形でチームに”サヨナラ”を」|F1アブダビGPプレビュー
そうハートレーはチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「シーズン終盤、僕は強さを見せてきた。ここ数戦のパフォーマンスは良かったんだ。たとえ大きなポイントを獲得できるほど、マシンが速くなかったとしてもね」
「僕は自分の相対的なパフォーマンス、そしてシーズンを通しての改善に満足している。だから良い週末を過ごし、良い形でシーズンを終えられることを楽しみにしている」
アブダビGPの舞台となるヤス・マリーナ・サーキットについて、ハートレーは次のように印象を語った。曰く、タイヤのマネジメントが鍵になるという。
「アブダビは興味深いコースだ。特に最後のセクター、ホテルの下を通る所などは、ストリートサーキットのような雰囲気を感じる」
「ここはとても平坦で、キャンバーやアンジュレーションが少ない。さらにオーバーテイクはとても難しいことがある」
「タイヤのマネジメントも、ここではとても重要だ。予選でさえ、最終セクターまでリヤタイヤをもたせておくのはとても難しいんだ。僕らは、ブラジルでもタイヤマネジメントに苦労した。だからその理由を理解するために仕事をする必要がある」
ハートレーは、ホンダの最新パワーユニットに期待を寄せる。
「でも、ホンダの最新スペックのパワーユニットを使うから、良い予選を戦うことができると確信している」