先日公開されたフォーミュラEのシーズン5(2018/19年)のエントリーリストに、ニッサン・e.ダムスのドライバーとしてアレクサンダー・アルボンの名前が載っていた。トロロッソの候補として名前が挙がっているアルボンだが、レッドブルとニッサンの交渉に関しては、未だ何も明らかになっていない。
アルボンはこの夏、ニッサン・e.ダムスと3年契約を締結し、12月に開幕するシーズン5よりフォーミュラEに参戦することになっていた。ところがレッドブルが姉妹チームのトロロッソのドライバーとして、2019年にアルボンを起用しようと試みていることが明らかになった。なお、彼は10月にバレンシアで行われたプレシーズンテストを欠席している。
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それ以来レッドブルとニッサンは交渉を続けてきたが、ニッサンがアルボンとの契約を解除し、トロロッソに加入するという正式な発表は未だ行われていない。
金曜日にはFIAがフォーミュラEシーズン5のエントリーリストを発表した。しかしチーム側は、10月24日までにドライバーの名前と、そのドライバーに関する詳細な情報を提示しなければならなかった。その情報にはレースライセンスも記載されており、当然フォーミュラE参戦に必要な”eライセンス“も含まれている。
それこそが、アルボンの名前がフルシーズンのエントリーリストに載っている理由だ。締め切り日以後にレッドブルとニッサンの交渉や、ニッサンのアルボンの代役探しに進展があったとしても、それは今回のエントリーリストには反映されない。
なおシーズン5の開幕戦ディルイーヤePrixに向けてドライバーを確定させるまで、チームにはあと2週間の時間が残されている。motorsport.comでは、このリストに載るのはアルボンではなく、オリバー・ローランドではないかという情報を掴んでいる。ローランドは、アルボンがフォーミュラEのプレシーズンテストを欠席した際、代役としてマシンに乗った経験がある。
一方アルボンは今シーズン、ダムスからFIA F2に参戦している。このダムスというチームは、e.ダムスが経営するチームだ。現在彼はドライバーズランキングで2位につけており、来週末のアブダビで最終戦を迎える。F1参戦に必要なスーパーライセンス獲得はほぼ確実だ。
トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、F1のシーズンが終わるまでは、来年のドライバーラインアップを決めるつもりはないと明かしていた。
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