F3マカオGPの予選2回目が行われ、モトパーク・アカデミーのダニエル・ティクトゥムが予選レースのポールポジションを獲得した。
ティクトゥムは、セッション終盤まで10番手以下に沈んでいた。しかしながらセッション終盤に2分9秒910を記録し、見事首位でセッションを終えた。
■ティクトゥム、オフ中にさらなるスーパーライセンスポイント獲得へ。来季はスーパーフォーミュラの可能性が「非常に高い」
ティクトゥムの最大のライバルとなったのは、カーリンのカラム・アイロットだった。アイロットは最初のアタックを成功させたかに見えたが、Rベンドで発生したクラッシュによりフルコース・イエロー(FCY)が掲出され、遅れることになってしまう。このアイロットのタイムをティクトゥムが上回ったのち、再びアイロットがアタックするが、すでにスイートスポットが終わったタイヤであったためタイムを伸ばせず、0.443秒遅れることとなった。
なおセッション中には、佐藤万璃音(モトパーク・アカデミー)がクラッシュするシーンがあった。このすぐ後ろには、アイロットが走っていたが、奇跡的に回避することができた。
一方、ほぼ同時のタイミングで、笹原右京(スリーボンド・レーシング)もRベンドでクラッシュ。ジョエル・エリクソン(モトパーク・アカデミー)はこれを避けられず、クラッシュしてしまうことになった。
この事故により赤旗が掲出され、セッションは早々に終了することとなった。
「僕は全てをまとめるチャンスを得ることができただけだ。去年は、それができなかったんだ」
ティクトゥムはそう語った。
「去年と同じような状況になっていた。しかし僕は、FCYの後にアタックをしようとしたんだ」
「最初のラップでもほとんど完璧だった。でも次の周では、いくつかのミスを無くすことができた。今年のコースはかなり良いようで、タイヤをそれほど酷使せずに済む。だから、以前よりも2周ほど多く走れるんだ。つまり3回か4回、アタックラップをすることができた」
ルノーのジュニアドライバーであるサッシャ・フェネスタラズは3番手に入り、カーリンはトップ3のうちふたつを占めることに成功。笹原との不運なクラッシュがあったエリクソンは4番手だった。
日本人最上位は、クラッシュもあった佐藤万璃音で7番手。フリー走行で好調さをアピールしていたミック・シューマッハー(SJMセオドール・レーシングbyプレマ)は、予選では振るわずに9番手となった。
他の日本勢では、B-Maxから参戦の関口雄飛が15番手、宮田莉朋(トムス)が19番手、阪口晴南(TODA Racing)が21番手、セッション終盤にクラッシュがあった坪井翔(トムス)は22番手、笹原は23番手、大湯都史樹(TODA Racing)が26番手、片山義章(カーリン)が27番手、Dragon(B-Max)が28番手となった。
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