メルセデスのルイス・ハミルトンは、ブラジルGPで起きたトラブルの影響で、アブダビGPではグリッド降格ペナルティを受けることになるかもしれない。
ブラジルGPを優勝したハミルトン。しかし、実はそのパワーユニット(PU)はトラブルに見舞われていた。排気の問題により、温度が上がりすぎてしまったのだ。ハミルトンはチームの指示に従ってPUを労り、チェッカーまでマシンを走らせることに成功した。ただ、そのPUにはダメージが及んでいる可能性があり、チームはその調査を行っている。
優勝できたのは”奇跡”だった。ブラジルGPでエンジンに危機的問題を抱えていたハミルトン
ハミルトンがブラジルで使ったPUは、ペナルティなしで使用することが許されている年間3基のうち、最後のPUだった。そして、アブダビGPでも使う予定だったものだ。
検査により問題なしと判断されたとしても、フルパワーで使用出来るのかということについての不安は残る。
ハミルトンは1基目と2基目のPUも持っているが、いずれの7イベントを走りきったものであり、かなりの走行距離をこなしている。そのため、チームとしてはこれを使うことについては消極的だ。
メルセデスが新しいPUを投入することを選択した場合、ハミルトンはグリッド降格ペナルティを受けることになる。
メルセデスのチーフストラテジストであるジェームス・ヴォウルズは、ダメージの程度はまだ不明であると語った。
「ルイスのマシンには、最初のピットストップの後にかなりの問題が発生していると、我々は気付いた。その対処のために、多くの情報が必要だった」
ヴォウルズはファンとの質疑応答でそう語った。
「イギリスのブリックワース(のファクトリー)にも共に働いているチームがいて、インターコムで繋がっている。そしてコースサイドでも、レースを走り切るためにエンジンをどう変更できるのかを検討している」
「彼らは素晴らしい仕事をした。何かひとつを変えただけじゃない。40~50周の間に、膨大な数の変更を加えた。ルイスと協力して様々なことを変更し、レース終了までそのPUを走らせることができたのだ。彼らは素晴らしい仕事をした」
「しかしその結果、エンジンはある程度のダメージを受けた。しかしどの程度であるのかは我々はまだ理解できていない。アブダビに受けた決断を行う前に、それは検査され、状況を理解しておかなければならない」
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