いよいよ11月17~18日に鈴鹿サーキットで開催される『SUZUKA Sound of ENGINE 2018 RICHARD MILLE』。長きに渡るモータースポーツの歴史を築いてきた名車が世界中から集結するファン垂涎のイベントだが、オートスポーツwebが注目する“見どころ”をご紹介しよう。第4回目は、『Legend of Formula 1』のコーナーだ。
今回の『SUZUKA Sound of ENGINE 2018 RICHARD MILLE』では、過去にF1グランプリを戦ったマシンたちによるレース『マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ1・イン・ジャパン』が開催されることから、1970年代から80年代初頭にかけての非常にバラエティ豊かなF1マシンたちが登場するが、F1はそれだけではない。『Legend of Formula 1』と題し、1960年代から2010年まで、まさにF1の歴史をたどることができる多くのマシンが登場するのだ。
見られるだけでも激レア! 1960年代のレーシングカーが続々登場/SUZUKA Sound of ENGINE
登場マシンたちはホームページ(https://www.suzukacircuit.jp/soundofengine/)に詳しいが、1970年にエマーソン・フィッティパルディやヨッヘン・リントがドライブしたロータス72、ミハエル・シューマッハーが駆ったフェラーリF2005、さらに近年のF1である2010年のフェラーリF10など、注目のマシンも多い。
そして、今回注目したいのは、日本では今まであまり目にすることができなかったマシンが多く登場することだろう。これまでホンダエンジンを積んだマシンは、ホンダの努力により多くのマシンがデモランする機会に恵まれていたが、今回はホンダエンジン搭載以外のマシンを目にすることができる。
なかでも注目は、80年代のF1を戦ったウイリアムズFW12や同年のAGS JH23、89年のロータス101など、コスワースやジャッドといった、“ターボF1時代終焉後”のマシンたちがやってくることだ。当時はF1ブームが盛り上がりをみせはじめたときで、決して主役と言えるマシンたちではなかったにしろ、雑誌やテレビでその姿を目にした人は多かったはずだ。
これほど多岐に渡るマシンが一堂に会するのは『SUZUKA Sound of ENGINE 2018 RICHARD MILLE』ならでは。規定や文化、技術の進歩をまさに一気に体感することができるはず。もちろん、エキゾーストノートを聞き比べるのも楽しいはずだ。
タイムスケジュール等、詳細はホームページ(https://www.suzukacircuit.jp/soundofengine/)まで。
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