ツインリンクもてぎで行われた2018スーパーGT最終戦。チャンピオン争いでは僅差で敗れてしまった#1 KeePer TOM’S LC500の平川亮は終盤のバトルの状況と、レース後の心境を語った。
#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)と#1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)同点で最終戦に乗り込み、前でゴールした方がチャンピオンという一騎打ちの戦いとなった。
バトン、フル参戦1年目でのチャンピオン獲得に「F1王者と同じくらい大きな成果」|スーパーGT最終戦もてぎ
予選では6番手となり、100号車(予選2番手)よりも後方でのスタートとなった1号車。スタートドライバーのキャシディがレース中盤まで引っ張る戦略で徐々に順位を上げていき30周目にピットイン。平川にバトンをつないだ。
ピットアウト時は8番手だったが、そこから徐々に順位を上げ37周目に#64 EPSON Modulo NSX-GTをパスし4番手に浮上。ペースが伸び悩みつつあった100号車に追いつくが、並びかけるチャンスはなく4位でフィニッシュ。2年連続のタイトル獲得は叶わなかった。
「タラレバを言っても仕方がないですが……悔しいという言葉では言い表せないほど、悔しいです」
レース後、集まったメディア陣にそう語った平川。自身が担当した後半スティントでは非常に勢いがよく、残り10周の段階では100号車を射程圏内に入れ始めていたが、実際には全く余裕はなかったという。
「最初は(100号車を)簡単に抜けるかなと思いましたが、僕も最後の10周くらいはタイヤがキツくなって、どうやっても前に行けなくて、最後は『100号車、トラフィックにひっかかれ!』としか思っていませんでした」
「逆に64号車を抜いた時はペースもこっちが圧倒的に速かったですし、僕たちのタイヤも新しかったので抜くことができましたが、100号車に追いついた時はタイヤがタレてきていたので、けっこう厳しかったです」
特に100号車の背後に迫ったあたりから、コーナー区間で相手の方が速いと感じることが多かったようで、純粋なレースペースで上回れていないと気づいたという。
「クルマ自体の純粋な速さで負けていたので、あれ以上は出来なかったです。終盤も100号車がGT300クラスをスイスイ抜いていく中で、僕はけっこう詰まってしまっていたので、そこで差が広がってしまいました。あとラスト2周のV字コーナーでシフトがうまく繋がらなくて、そこでも1秒くらいロスしてしまいました」
「基本的に100号車の方が速くて、GT300クラスが絡まないと差を詰めることはできませんでした。並びかけるチャンスは一度もなかったです」
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