2018スーパーGT最終戦もてぎの公式練習は、#64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮)がトップタイムをマークした。
サーキット上空は雲間から日差しが差すものの、前日に降った雨の影響で路面は濡れた状態。ウエット宣言が出され、気温17度、路面温度19度というコンディションでセッションがスタートした。
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各車先ずはウエットタイヤで走行を開始。GT500クラスのチャンピオンを争う#1 KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)がブレーキングで止まりきれず、ヘアピンでオーバーランする場面もあったが、大事には至らずピットに戻った。
徐々に走行ラインが乾いていく中、セッション開始から30分を経過し、トップタイムは#64 Epson Modulo NSX-GTの1分45秒803。#23 MOTUL AUTECH GT-R、#12 カルソニック IMPUL GT-Rがそれに続いた。ただ各車ピットで路面状況の改善を見守り、走行は控えめ。#36 au TOM’S LC500は一度もコースインせずにスリックタイヤ投入の機を伺った。
最初にスリックタイヤでコースインしたのは、#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大。セッション開始50分経過を前に、一気に4秒近くトップタイムを更新する1分40秒台をマークした。
これを境に各車がピットを離れ、スリックタイヤでの走行を開始した。ここで速さを見せたのはホンダNSX-GT勢。セッション開始1時間の時点で#17 KEIHIN NSX-GT、#100 RAYBRIG NSX-GT、#8 ARTA NSX-GTというオーダーでトップ3を独占した。
しかし#1 KeePer TOM'S LC500の平川亮が1分37秒953を記録し、全体のトップタイムを更新。同点でタイトルを争う#100 RAYBRIG NSX-GTに対して、この時点で0.790秒差をつけた。
平川はその後1分37秒418までタイムアップし、GT300クラスとの混走をトップで終えた。2番手には僅差で#38 ZENT CERUMO LC500、3番手には#8 ARTA NSX-GTが続いた。
GT300クラスは、専有走行がスタートした時点で#61 SUBARU BRZ R&D SPORTがトップ。逆転タイトル獲得の可能性を残す#0 グッドスマイル 初音ミク AMGが2番手、#88 マネパ ランボルギーニ GT3と#34 Modulo KENWOOD NSX GT3がそれに続いた。
GT300クラスの専有走行に入ると、#777 CARGUY NSX GT3がマシンストップ。左リヤタイヤの装着に不備があったか、アルミホイールが干渉を起こしてしまっているようで、止まったマシンの左リヤからは削れたアルミの金属クズがこぼれ落ちていた。
その他は大きなトラブルもなく専有走行が終了、上位勢のオーダーには大きな変化がなかった。ランキング4位の#0 グッドスマイル 初音ミク AMGが2番手、ランキング2位の#65 LEON CVSTOS AMGが6番手につけたが、ポイントリーダーの#55 ARTA BMW M6 GT3は14番手と伸びなかった。
GT500クラスの専有走行は、激しいタイムアタック合戦に。各車がセッション間際に続々とタイムを更新、この中でトップに立ったのは#64 Epson Modulo NSX-GTのベルトラン・バゲットで、1分36秒697を叩き出した。
ジェンソン・バトンがアタックした#100 RAYBRIG NSX-GTは2番手に浮上。#38 ZENT CERUMO LC500が3番手となった。#1 KeePer TOM'S LC500は、最終的に5番手で公式練習を終えている。
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