トロロッソは、今週末のブラジルGPで最新仕様のホンダ製パワーユニット(PU)を使用することを明らかにした。
前戦メキシコGPでは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーのふたりは旧型PUを使用した。というのもグランプリが開催されたエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜2200m以上の高地に位置しており、空気の密度が低い。これらの要素は燃焼プロセスやターボチャージャーにも大きな影響を及ぼすので、ホンダは、このような状況に向けた調整の仕方をより理解している旧型PUを使用することを選択した。
ホンダ新PUと新エアロで上昇傾向。ハートレー「ブラジルでもポイントを」
またレッドブルは、ルノーPUに信頼性の問題を抱えていることを理由に、メキシコGPでは最新スペックのPUを使用しなかった。今週末のブラジルGPの舞台となるインテルラゴスサーキットは、海抜800mというメキシコに次ぐ高地に位置していることもあり、彼らは今週末も最新仕様のPUを搭載しないとみられている。
一方トロロッソは、ブラジルGPで最新仕様のPUを使用することを決定した。
「この数レース、僕のペースは素晴らしいものだった。オースティンではポイントを獲ることができたし、メキシコでは結果を残すことができなかったが、ポイント獲得に値していたはずだ」とハートレーは語った。
「今年の残り2レースには、とてもポジティブな気持ちで向かえるだろう」
「(ブラジルでは)最新スペックのホンダPUを搭載する。それが非常に良いパフォーマンスをもたらしてくれるとわかっている」
「それに加えて、新しいエアロキットもある。これは僕のドライビングスタイルに合っているようだ」
メキシコでは、ガスリーがグリッドペナルティを受けて最後尾からスタートし、旧型PUを使用して10位に入賞したこともあって、メキシコでもポイントを獲得できるはずだとハートレーは考えている。
ホンダは、ガスリーがアメリカGPで使用したPUには組み立て上の問題があることを発見した。そのためガスリーは、アメリカGPで使用したものが再使用できなかった場合に備えて、メキシコGP初日に投入した最新仕様のPUをプールすることを決めた。
問題のあったPUはホンダのさくら研究所に送られ、確認作業が行われた。その結果、再使用に向けて問題はないと明らかになった。
ガスリーはブラジルGPを前に、「今シーズンのラスト2レースで僕たちのチャンスを最大限に活かすために、この数レースでは戦略的にペナルティを受けた。もう一度ポイント争いをすることを楽しみにしている」とコメントした。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?