ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、マレーシアGPのスタート直後に首位に立ち、レースの大半をリードした。しかし、後方から追い上げたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)のプレッシャーをかけられ始めた後、ターン1で転倒。その後レースに復帰したものの、無得点に終わることとなった。
もしロッシが勝利すれば、彼にとっては2017年のオランダGP以来、28戦ぶりの勝利となるはずだった。
MotoGPマレーシアGP決勝:ロッシまさかの転倒。マルケスが9勝目飾る
勝利していないとはいえ、ロッシが無得点で終わるのはこれが今季2回目のこと。アルゼンチンGPでマルケスとの接触により、転倒したレース以来だ。
「僕は、アルゼンチンを除き、全てのレースで完走してきた。だから、今シーズン初のミスだと言わなければいけない」
そうロッシは語った。
「たぶん、最悪の瞬間だ。クラッシュしたことについては、ものすごく落ち込んでいる」
ミスを悔やむロッシだが、多くの周回でリードできたことは、満足に値すると語る。
「でも別の部分で言えば僕は満足している。とにかく、15周にわたって夢を見たんだからね。僕の弟(Moto2のルカ・マリーニ)が勝った後に僕も勝てていれば、素晴らしい1日になっただろうけどね」
「今回のレースは、今シーズンの僕にとって最高のレースだった。それについては満足している。コンディションも、サーキットも、僕らにとっては難しかったのにね。これはとても重要なことだ」
「その一方でかなり残念に思っている。ミスにがっかりしているんだ。こういうレースをし、ポイントを手にできなかったことは、とても苛立たしい」
ロッシはクラッシュについて、リヤタイヤが滑ってしまったことが原因ではないかと考えている。
「分からない。チェックしなければいけないんだ」
そうロッシは語った。
「確かにプッシュしていた。でも、それまでの15周も同じようにプッシュしていたんだ」
「スロットルに触った時、リヤがスライドした。基本的には、フロントタイヤに注意しているから、リヤについてはそれほど心配していないんだ。ギリギリにはあったし、リヤのスライドも確かに多くなっていた。そしてバイクが転倒したんだ」
今回のレースの結果、ロッシはドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾを抜いてランキング2位を獲る可能性を失うことになった。また、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスには、わずか2ポイント差に接近された。
「今日の結果は、チャンピオンシップにとっても非常に重要なことだ」
そうロッシは語った。
「もし僕が勝てなくても、2位でフィニッシュすることができていれば、ランキング3位以上をほぼ確定させることができたはずだ。そして、2位のドヴィと5ポイント差まで近付くことができた」
「でも今は、最終戦バレンシアで、マーベリックと3位のポジションを懸けて戦わなければいけない」
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