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スポーツ 2018.11.3

2019年のF1マシン、接近戦時のダウンフォース喪失が3分の1に改善か。より激しいバトルが見られる?

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 オーバーテイクを促進するべく、空力レギュレーションが微調整される2019年のF1。FIAによる最新のシミュレーション結果によれば、マシンが接近した時に失われるダウンフォース量が現在の1/3まで改善し、より接近戦がしやすくなるとみられている。

 2019年に導入されるフロントウイングやブレーキダクトの簡素化、リヤウイングの変更を含む一連の調整は、マシンがこれまで以上に接近して走行できるようにすることで、オーバーテイクにつながる機会を増やすことが目的だ。

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 実際にマシンがトラックで走行をするまでは、この変更がどれほどの効果を上げるかは不明だ。しかし元フェラーリのチーフデザイナーで、今はFIAのシングルシーター技術部門責任者を務めるニコラス・トンバジスは、特に中速コーナーで変更の効果が顕著になると考えている。

「我々は、車間距離15~20メートルの状況が重要だと考えている」

 そうトンバジスは語った。

「この距離は2台のギャップが0.5秒の時、中速コーナーでの車間距離だ。現行のマシンでは、この場合後ろについているマシンはダウンフォースを30%も失ってしまう。我々はそれが10%になると期待している」

 レギュレーション変更はそれほど効果を挙げないのではないかと懐疑的なチームもあるが、もし何の対策をしなければ、今後2年でさらに事態は悪化するだろうとトンバジスは話した。

「全体的に、チームはより多くのダウンフォースを生み出そうと開発を進める傾向がある。それが問題を悪化させると私は思う」

「我々が介入しなかった場合、2018年より2019年、2019年よりも2020年と事態は悪化していくだろう。我々は、2019年のマシンが2018年よりも改善されていると期待しているが、それでもツーリングカーのようにバトルができるとは思わない」

 ウイリアムズの最高技術責任者であるパディ・ロウは、FIAの介入を支持している。彼は2017年に導入された現行の空力レギュレーションの悪影響を、これまで懸念していたと述べた。

「私は2017年のレギュレーションのファンではなく、オーバーテイクについては後退した」

「もし今何もしなければ、チームが開発を進めていくにつれてダウンフォースが増え、今後数年は状況が悪化していくだろう」

「FIAとFOMがこの段階で行動し、2019年と2020年に向けて異なることをするという判断は正しい。私は技術的な面で、今回導入される変更をとても信頼している。我々を正しい方向性に引き戻してくれるだろう」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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