セパン・インターナショナル・サーキットで開幕したMotoGP第18戦マレーシアGP。スズキのアレックス・リンスが初日の総合トップタイムをマークした。
フリー走行1回目(FP1)で速さを見せたのは、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。セッション終了2分前というタイミングでアタックし、1分59秒697をマークした。
スズキのピットで火災発生も、リンスのマシンにダメージ及ばず。マレーシアGP金曜FP1に無事出走
彼に続いたのが、前戦マレーシアGPで今季初優勝を挙げたヤマハの両雄。バレンティーノ・ロッシが0.070秒差の2番手、マーベリック・ビニャーレスはドヴィツィオーゾから0.231秒差の3番手につけた。
今季のチャンピオンであるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は10番手。セッション終盤に新品タイヤを使ったアタック合戦は行わなかった。
ホンダ勢の2番手は、LCRホンダの中上貴晶。同じくルーキーのフランコ・モルビデリ(マルクVDS・ホンダ)を0.010秒上回って12番手だった。
今回が復帰戦となるホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は24番手と奮わず。タイGPで骨折した左手首の痛みが引かなかったようだ。
午後に行われたFP2では、マルケスが長い時間タイムシートの一番上に君臨。セッション残り5分を切るまで、FP1でトップ10に入ったライダーのうち、FP2で自己ベストタイムを更新したのは彼だけという状態だった。
しかしセッション終盤になるとFP1と同じくアタック合戦が開始され、ジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)が最初に1分59秒台のタイムをマークした。
それを最後のアタックで上回ったリンスがトップ、マルケスが2番手でセッションを終えた。
木曜日、リンスは燃料漏れにより片方のバイクがピットレーンで炎に包まれるアクシデントに見舞われたが、FP2でトップタイムを記録した際はこの火事に遭った方のシャシーを使っていたようだ。
4番手にはビニャーレスが続いており、前戦優勝からの勢いを維持しているようだ。
5番手以下は、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)、ロッシ、ドヴィツィオーゾ、、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)というトップ10だった。
中上は、自己ベストタイムを0.3秒以上更新し、FP2を11番手で終えた。
なお、このセッションも最下位はロレンソ。FP1のタイムを更新できず、わずか9周の走行でトップからは5秒差と、とても本調子ではない様子。もし彼がマレーシアGPを欠場した場合は、ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピッロが代役として参戦する用意をしている。
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