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スポーツ 2018.11.2

ハミルトン、元チームメイトのアロンソに敬意も「F1ドライバー市場を支配していると誤解しなければ……」

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 メルセデスのルイス・ハミルトンは、元チームメイトであるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)について、彼自身が下した決断によって、より大きな成功を収めるチャンスを失ったと考えている。

 2007年にF1デビューしたハミルトンは、マクラーレンに加入したチームメイトのアロンソと激しいバトルを展開した。そして両者の不安定な関係が、チーム内の摩擦を生んだ。

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 結果として1年限りでマクラーレンを離れたアロンソは、その後ルノーやフェラーリへと移籍しキャリアを継続。フェラーリ時代はレッドブルに在籍していたセバスチャン・ベッテルとチャンピオンを争ったが、惜しくもタイトルは獲れなかった。

 2015年にはマクラーレンに復帰したものの、チームは低迷しアロンソは今季限りでF1を離れることになった。

 結局、ハミルトンとアロンソが直接タイトルを争ったのは2007年の1度だけ。ハミルトンは、アロンソが2014年に自分がドライバー市場をコントロールしていると誤解したことが、その原因だったと考えている。

「彼が良いクルマに乗らなかったことを、僕は残念には思わない」

 motorsport.comのインタビューの中で、ハミルトンは自身のキャリアを振り返り、そう語った。

「心の中では、彼がもっと多くのタイトルを獲れると分かっている。だけど最終的には彼はその機会を得られなかったようだ」

「彼はトップドライバーだったし、行きたいチームに行けた。どこに行くか、その決定は非常に重要だ。だがドライバー市場をコントロールできると考えるのは間違いだ」

「彼は、(2014年に)それをコントロールしていると思っていた。当時は僕とセブ(ベッテル)もそうだったと理解している。そして僕が(フェラーリへの)移籍を諦めてすぐ、セブがその座を手にした」

「彼(アロンソ)は、セブのいた場所(レッドブル)に行くつもりだっただろうが、そのシートは埋まってしまった。そしてメルセデスのシートもなかったんだ」

「だけど僕は、彼のことをとても尊敬している。彼は驚異的なドライバーであり、その敬意のレベルは高いままだ。彼のドライブもそうだし、別のカテゴリーでもその実力を引き出している」

「僕がこのチーム(メルセデス)を離れてどこかに移籍するという決断を下すこともできるだろう。それはリスクだし、うまく行くこともあれば、失敗することもある」

 2007年シーズンを振り返ったハミルトンは、自分が晒されていたプレッシャーや、アロンソに対抗するのがどれほど大変だったか、人々は理解できていないと語った。

「みんな、そのシーズンを過小評価しているように感じる」

「僕は他の人たちと違って、トップチームからF1デビューした。だけどある意味では、プレッシャーがあまりかからない下位チームにいる方が簡単な部分もある」

「デビューしてすぐにトップチームに在籍し、2度の世界チャンピオンに挑戦しなければならないんだ。彼は僕が経験してきたことも知っているし、すごい負担だった。僕の人生の中で、最も厳しい時期のひとつだった」

「それに加えて、それまで僕には何の名声もなかった。突然みんなが僕のことを写真に撮り始めるし、それまでにないほど多くの旅をするんだ。厳しかったけど、僕は本当にその年のことを感謝している」

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(motorsport.com 日本版 Jonathan Noble)

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