フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今年は自身のF1キャリアの中で最も難しいシーズンのひとつになり得ると語った。
先週末のメキシコGPを2位で終えたベッテルは、2年連続でルイス・ハミルトン(メルセデス)とのタイトル争いに敗れた。ドイツGPでの単独クラッシュをはじめ、今年は何度かミスを犯しているベッテル。特にシーズン後半は接触やスピンなどが相次いだ。
ハミルトン「ベッテルを倒すために”特別な瞬間”が必要だった」
今年は自身のF1キャリアの中で最も難しいシーズンだったのかと訊かれたベッテルは、「わからない。それについては考えてみる必要がある。だがいくつかの点では、イエスと言えるだろう」と答えた。
「間違いなく他の年とは違った。だけど非常に競争力の高いパッケージがあったこと、レースで優勝できたことを軽視すべきではない。僕たちはもうドライバーズチャンピオンシップを争っていないけれど、コンストラクターズタイトルを争うことはできる」
「たとえ難しい年だったとしても、チームとして僕たちにとっては良い1年だ」
「僕らはまだ改善している。でも僕たちが求めている最終段階のことをするためには調整が必要だということが明確になった」
前述の通り母国グランプリであるドイツGPでは、レース中に降り出した雨の中、ベッテルはスリックタイヤを履いて走行中に単独でクラッシュしてしまった。そしてこのクラッシュは、14番手からレースをスタートしたハミルトンに大きなリードを与えることになった。
またイタリアGPでは、ベッテルはオープニングラップでハミルトンをオーバーテイクしようとして接触し、スピンを喫した。フェラーリの聖地モンツァでは、フェラーリがフロントロウを獲得していたものの、結局このレースでも勝利を収めたのはハミルトンだった。
さらにベッテルは、日本GPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、続くアメリカGPではダニエル・リカルド(レッドブル)と、それぞれオーバーテイクを試みた際に接触、スピンを繰り返した。
だが彼は、これまでの自身のミスは、シンガポールGP以降にメルセデスがアドバンテージを持っていたことほど重要なものではないと話した。
イタリアGPとドイツGPのどちらが決定的な瞬間だったのかと尋ねると、ベッテルは「正直なところ、そのふたつは重要ではない。僕としては、シンガポールGPの方が重要だった」と語った。
「シンガポール以降、いくつかのレースではメルセデスについていくペースがなかった。もちろんその他にも、自分の助けにならないことがいくつかあった」
「僕たちのミス、そして自分自身のミスのせいでポイントを獲得できなかった」
「ドイツで起きたことについては、自分自身に対してあまり厳しく責めていない。というのも、今年はそれ以上に重大なミスをしたからだ。だけどもちろん、あれは最も犠牲の大きなミスだった」
「これもレースの一部だ。プッシュしている時には、少しハードに行き過ぎてしまうこともある」
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