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佐藤琢磨がHALO付きSF19をデモラン「すごく新鮮な印象だった」

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佐藤琢磨がHALO付きSF19をデモラン「すごく新鮮な印象だった」

 2018スーパーフォーミュラ最終戦の舞台となった鈴鹿サーキットで、来年から導入予定の「SF19」のデモランが行われ、インディ500ウィナーの佐藤琢磨がドライブを担当した。

 来季の導入に向け、すでにテストが始まっているSF19。今シーズンは第4戦富士と第5戦もてぎでデモランが実施されたが、今回は#11 ホンダ開発車両と#00 トヨタ開発車両が登場。ホンダ車には昨年インディ500を制した佐藤琢磨、トヨタ車には今年ル・マン24時間レースを制した中嶋一貴が乗り込むという、豪華な組み合わせが実現した。

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 また最終戦を前に、導入が検討されてきたHALOが来季から採用されることも決定し、今回のデモランでは2台のSF19にHALOが装着された。

 中嶋一貴は、8月にツインリンクもてぎで行われた開発テストに参加し、SF19を経験済みだが、佐藤にとっては初めての体験となった。スタート時には電気系統に不具合があったようで、うまくギヤに入らずエンジンストールするシーンがあったが、無事にスタートを切り、2台ランデブーで鈴鹿サーキットを3周走行した。

 デモランを終えた佐藤は、SF19や初めて履いたヨコハマタイヤについての印象を次のように語った。

「すごく新鮮な印象で、現行シャシーと結構違う感じがしました。僕はSF14を岡山でテストさせてもらっていますが、すごく軽くて素直な動きというのはSF19にも踏襲されています。その中でもダウンフォースは上がっていると思います。今日の1~2周では、そこまでポテンシャルを引き出せていないですけど、感触としてはすごくいいです」

「新品タイヤだったのでウォームアップには1周かかりました。ただ2周目のセクター1からはクルマとしては良い動きをしていたので、S字などでも少し(限界域を)試しながらやって、楽しかったです」

 また、佐藤にとっては初体験となったHALOについての印象はこのように語った。

「コックピットもヘッドレストが高くなっていたり、全体的に包み込まれるような印象でしたが、HALO自体の違和感はそんなにありませんでした。シート合わせをした時は(HALOが)気になりましたけど、ヘルメットを被ってバイザーを閉めると、目の前の縦棒以外は目線に入ってこないです。アタッチメント部分が大きいので多少違和感はありましたが、走り始めればほとんど気になりませんでした」

「安全性という部分では、これからのフォーミュラはこれ(HALO)が主流になると思うので、来年からスーパーフォーミュラで導入されるのは良いと思いますね」

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