議論の的となっていた『メルセデスのリヤホイール』問題。発端は第13戦ベルギーGPからメルセデスが革新的なデザインのリヤホイールを投入したことだった。
これに対して、フェラーリがFIAに対してメルセデスの新しいホイールのリムとハブの設計について調査を依頼。FIA(国際自動車連盟)は問題なしとの判断を下していたが、それに納得しないフェラーリは第18戦アメリカGPのレース後に抗議も辞さない構えを見せていた。
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アメリカGPでタイトルが決定する可能性があったメルセデスは、レース後の混乱を避けるため、アメリカGPでは新しいホイールのリムのデザインを一部修正したものを使用していた(スポークの中に作られた隙間を何らかの方法でふさいでいたと考えられる)。結果的にメルセデスはアメリカGP決勝で失速し、タイトルは第19戦メキシコGPに持ち越された。
数字上はルイス・ハミルトンが圧倒的に有利である状況に変わりないが、アメリカGPで突然リヤホイールを修正したこともあって、メルセデスとしてはメキシコGPまでには新しいホイールの合法性についてきちんとした判断を済ませたかった。
そこでメルセデスはメキシコGPを前に、スチュワード(審議委員会)に依頼を行なった。
そのうち、レギュレーションの一般的な解釈については、スチュワードは回答を拒否したが、FIAの技術部門が下したメルセデスのホイールには違法性はないという判断に関しては、支持するという判断を下していた。
これにより、メルセデスはメキシコGP金曜フリー走行1回目から、日本GPまで使用してきた新型のホイールを再び使用している。
ただし、木曜日の判断でスチュワードは、メルセデスの新しいホイールについて、違法となる可能性についても言及している。
「このスペーサーが本来の機能を外れ、開口部が極端に大きくなって、明らかに空力効果が確認されれば、判断を変更する可能性があることも忘れてはならない」
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