F1第19戦メキシコGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。
セッションがスタートすると、フェルナンド・アロンソに代わって出走するランド・ノリス(マクラーレン)が真っ先にコースイン。路面はかなり埃っぽく、各車まずはインスタレーションラップを済ませてピットに戻った。
メルセデス”疑惑”の新型ホイールは、内部熱放出が目的? その機能を解説
開始10分を過ぎてからガレージに姿を現したルイス・ハミルトン(メルセデス)を含め、コース上を走るマシンが少ない時間帯が続いたが、キミ・ライコネン(フェラーリ)がセッション開始から17分でようやく最初にタイム計測。ハイパーソフトタイヤで1分19秒798をマークした。
続けてアタックしたチームメイトのセバスチャン・ベッテルはライコネンを0.102秒上回ったが、タイヤをロックさせてしまう場面もあった。
路面が改善するにつれてタイムが上がっているのか、ルノーのカルロス・サインツJr.、フォースインディアのセルジオ・ペレスが続々とトップタイムを更新。地元の英雄ペレスのトップタイムに、観客は大歓声を上げた。
セッション開始から30分が経過するとレッドブル勢、メルセデス勢が走行を開始。先ずはハミルトンがトップに立つが、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドがそれを上回った。
タイヤの返却時間を迎え、全車がピットイン。この時点でリカルドの1分17秒932がトップタイムとなった。
セッション残り40分を切り、2セット目のタイヤで最初に走り出したのはここでもマクラーレン。ストフェル・バンドーンとノリスがコースインした。それを皮切りに各車が走行を再開していったが、ライコネンがスピンを喫する場面もあった。
このタイミングで、ハイパーソフトタイヤを装着したブレンドン・ハートレー(トロロッソ)が1分19秒024をマークし5番手に浮上。一方チームメイトのピエール・ガスリーは、このセッションで最新仕様PUを新たに投入した上、そのユニットを温存するため、そのセッション中に旧仕様のパワーユニットへと換装作業を行なった。
さらにルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、サインツJr.がタイムを上げそれぞれ3番手、4番手に飛び込む中、リカルドとフェルスタッペンもさらにタイムを削り、フェルスタッペンが1分16秒656でトップに。2番手のリカルドにも0.483秒差をつけた。
終盤は各車がロングランを実施。大半のチームがハイパーソフトタイヤの摩耗に苦しむ中でセッションが終了した。
結局トップはフェルスタッペン、2番手がリカルドとなりレッドブルがワンツー。3、4番手はサインツJr.、ヒュルケンベルグとルノー勢が続いたが、その後ろのメルセデス、フェラーリの4台は 一段階固いウルトラソフトタイヤで記録したタイムだった。
9番手はハートレー。新しい空力パッケージに、旧仕様のパワーユニットでトップ10圏内につけた。10番手はエステバン・オコンに代わり出走したニコラス・ラティフィ。地元のスター、ペレスを上回って見せた。
メルセデスとフェラーリが爪を隠しているだけに、今週末の勢力図は全く読めない状態。予選シミュレーションが行われるであろうFP2でその片鱗が見えてくるはずだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
まさかの決着。トップ2台がクラッシュでオジエが大逆転勝利を飾る。勝田は日曜最速に/WRCクロアチア
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
「何か“茶色いモノ”が……」石浦宏明、ST-Q32号車のドライブ中に小動物とニアミスの珍事/スーパー耐久
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
もしや未来のレジェンドか!?!? 次世代電気自動車「Honda0(ゼロ)シリーズ」が衝撃 しかもほぼそのまま市販モデルになるってマジか
クルマ愛ゆえの辛口? 自動車評論家「徳大寺有恒」没後もうすぐ10年、モータージャーナリストの私が今でも尊敬し続けるワケ
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?