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スポーツ 2018.10.24

ロス・ブラウン、”いらついている”ベッテルの度重なるミスは「偶然ではない」と主張

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 F1のスポーティング面で代表を務めるロス・ブラウンは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がミスを繰り返していることについて、偶然ミスをしているわけではないと考えていることを明かした。

 アメリカGPのオープニングラップでダニエル・リカルド(レッドブル)をオーバーテイクしようと試みたベッテルだったが、結局彼らは接触し、ベッテルはスピンを喫してしまった。

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 シーズンを遡ってみると、ベッテルは前戦日本GPでもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をオーバーテイクしようとして、今回のようにスピンをして順位を落としていた。イタリアGPでは、オープニングラップでルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触してスピン。その前のフランスGPでも、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とも接触していた。さらに母国レースのドイツGPでは、先頭を走っている最中に単独クラッシュを喫してレースをリタイアしている。

 ベッテルのミスは、結果としてハミルトンの5度目の戴冠を助けることになりそうだ。かつてフェラーリでテクニカルディレクターとして何度もタイトルを獲得した経験を持つブラウンは、”ベッテルはミスをするドライバーになってしまった”と語った。

「(アメリカGPの)金曜日、ベッテルには、赤旗が出された際に十分な減速をしなかったという小さなミスがあった。彼はその代償として3グリッド降格ペナルティを受けた」

「レースでは、彼は再びレッドブルと接触した。今回はリカルドとの接触だったが、再び最悪の結果となった」

「我々は、同じマシンで(キミ)ライコネンが何を成し遂げたのかを見たが、ベッテルはタイトル争いのギャップを縮めるチャンスをまた失ってしまった」

「ベッテルを非難されるような立場に追いやりたくはない。しかしこれらのインシデントは、もはや偶然起きたものではないだろう」

「このことが、セバスチャンが少しイライラしていることを大いに示しているようだ」

 今週末のメキシコGPでは、もしベッテルが優勝できなかった場合、ハミルトンのチャンピオンが確定することになる。

 シーズン前半はベッテルとハミルトンの間で激しいタイトル争いが繰り広げられ、開幕から10レースを終えた時点ではベッテルがチャンピオンシップをリードしていた。ところが直近の8レースでベッテルが勝てたのは、ベルギーGPだけだ。

「今やマラネロにタイトルを持ち帰ることができる希望は徐々に小さくなっている。物事をよく考える時期を迎えたことだろう」

「彼らの最も重要な仕事は、ベッテルが自身の才能を最大限に発揮することを助ける方法を見つけることだ」

「理由もなく4度のチャンピオンにはなれない。セバスチャンは決して勝ち方を忘れてなどいない」

「F1と同じくらい複雑なスポーツでは、ジグソーパズルの全てのピースが正しい場所にはまった時にのみ、自分の目標に到達できるのだ」

「ひとつでもピースが間違ってしまうと、全てがダメになってしまう」

 ブラウンはベッテルに厳しい評価を下した一方、今年限りでチームを離れ、来年からザウバーへ加入するキミ・ライコネンを称賛した。

 ライコネンは最後に優勝を飾ってからアメリカGPで再び優勝を上げるまでに113レースを要したが、彼は”完璧”に、そして”素晴らしいスタイル”でレースをやり遂げたとブラウンは語った。

「彼のフェラーリでの第2期が終わるまで、あと3レースしかない。非常に競争力を発揮したシーズンの終わりに向けて、彼はこの上ない喜びを手にした。間違いなく、この数年で彼にとってベストなシーズンだ」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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