トロロッソ・ホンダF1のブレンドン・ハートレーは、最近のパフォーマンスに自信を示し、2019年にチームに残留する権利があると示唆した。
第18戦アメリカGPでハートレーは11位でフィニッシュ、エステバン・オコンとケビン・マグヌッセンが技術規定違反により失格になったため、9位に繰り上がり、入賞を果たした。チームメイトのピエール・ガスリーは14位でフィニッシュ、12位という結果だった。
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ふたりはともに2017年終盤にトロロッソからF1にデビュー、2018年が初のF1フル参戦シーズンとなっている。全体的にガスリーの方が優れたパフォーマンスを発揮し、好結果を出す傾向にあり、ガスリーは2019年にレッドブル・レーシングへ昇格することが決まっている。一方、ハートレーは来季の去就が確定していない。トロロッソのドライバー選択権を持つレッドブルは、すでにダニール・クビアトと契約、現在、F2ドライバーのアレクサンダー・アルボンと交渉を行っている。
しかしフランツ・トスト代表は、ハートレーがいい仕事をし続けるなら、降ろす理由はないと述べている。レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、ハートレーが残留するためにはガスリーに勝つ必要があると発言した。
アメリカGP決勝後、ハートレーはマルコの発言を受ける形で、自分は最近しばしばガスリーを上回るパフォーマンスを見せていると主張した。
「最近のレースには満足している。ただ、毎週、将来のことについて(メディアから)聞かれ、それに答えなければならないことへの苛立ちが募ってきている」
「チームメイトに勝たなければならないという話は報道で読んだ。でも、シンガポールではチームオーダーを受けるまでは僕が(ガスリーより)前にいた。ロシアでもクルマが壊れるまでは僕が前だった。鈴鹿での予選も僕が上だし、アメリカGP決勝でもそうだ。今後どうなるのか、様子を見ていくよ」
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