ツインリンクもてぎで行われている2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL日本グランプリ。Moto3クラスに2度目のワイルドカード参戦を果たしたKOHARA RACING TEAMの岡崎静夏が、GP参戦への意気込みを語った。
岡崎は2年前の2016年にも1度、日本グランプリにワイルドカード参戦を行っており、その時は26位で完走。継続参戦している全日本ロードレース選手権でのランキングは現在13位ではあるものの、moto3へのワイルドカード参戦が可能な最後の年である26歳を迎えた岡崎は、2度目の参戦を決意した。
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「今年の全日本では、開幕戦からトラブルがちょこちょこあって、ランキング的にはあまり上位ではありませんが、自己最高位を筑波(サーキット)で更新できたり、少しトップグループにからめるレースができてきたので、現役の(MotoGP)レギュラーライダーに少しはついて行けるかもしれないと思い、エントリーしました」
「ランキング的にどうか分かりませんが、年齢的にも26歳までしかエントリーできないので、監督も最後だから経験するだけしてみれば?と賛同してくれました」
しかし、ワイルドカード参戦の権利が得られるのは全日本のランキング順。岡崎より上位ランカーのエントリーにより、1度は出場を断念するもギリギリのところでチャンスを得る事になった。
「最初に自分のランキングでワイルドカード出場できるかのを打診すると、ランキング順位的に岡谷雄太選手、福嶋佑斗選手が出場すると知らされ、今年は無理だと諦めていたら、岡谷選手がキャンセルしたそうで……まだやる気はあるか?という話になりました」
「自分のやる気は、もちろんありました。しかし、マシンの準備が間に合うかどうかやパーツの注文が間に合うのかなどを監督に相談し、全てがギリギリの状態でのスタートでした。エンジンも今回、レースウィークの木曜日に届いて……」
1度は諦めたワイルドカード参戦の権利を手にした岡崎は、十分な準備期間を確保できない状態で最後の世界への挑戦に挑むことになった。そんな岡崎は予選で、2分3秒453の29位と苦戦する事になる。
「目標タイムが2分1秒台だったのですが、全然届かないどころか自己ベストも出せず、全日本(ロードレース選手権)でのベストの方が速いぐらいのタイムしか出せませんでした」
「タイムを出したい出したいという気持ちが焦りになっていて、落ち着いて走れていないので、コーナリングもブレーキングも、少し突っ込みすぎてしまったり、全日本の時みたいにきちんとインに寄れていなかったりします」
2年前の参戦経験での記憶よりも、全てにおいて出来ていないと感じている岡崎。しかし、決勝への気持ちは前向きだ。
「今はタイムが出ない事からの焦りで、走っていてもアタフタシテいるので……。でも決勝では、楽しく落ち着いて攻めていきたいと思っています」
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