富士スピードウェイで行われた2018-19FIA世界耐久選手権の第4戦決勝。LMGTE-Amクラスの88号車デンプシー・プロトンレーシングからスポット参戦した星野敏は見事2位表彰台を獲得した。
WEC初参戦となった星野は昨日の公式予選でチームメイトと協力し、いきなりのポールポジションを獲得。デビュー戦ながらクラス優勝の期待も高まる速さをみせた。
星野敏、初WECで見事クラスPP「まさか獲れると思っていなかった」/WEC富士6時間レース予選
決勝レースはウエット路面でスタートが切られたが、チームの戦略で星野が第1スティントを担当。「(チームからスタートドライバーを告げられた時は)びっくりしました」という星野だが、序盤はしっかりトップをキープし安定した走りを披露した。自身のスティント途中でライバルの先行は許したものの、仕事をしっかりと全うした。
途中、ピット作業でミスがあり予定より1回ピット回数が増えてしまい、順位を落としてしまったが、チームメイトのジョルジオ・ローダ、マッテオ・カイローリも好ペースで周回。LMGT-Amクラストップの56号車プロジェクト1のポルシェから19秒差の2位でチェッカーを受けた。
「やっぱり世界選手権の表彰台は全然違いますね。お客さんが多くて本当に気持ちよかったです」
そう満面の笑みで語った星野は、自身のスティントをこのように振り返った。
「後ろのマシンが煽ってきたので、抜かれるかな?と思いましたが、いつの間にかいなくなっていて、そのまま雨の中で順調に走ることができました。その後すぐにSCが長時間入ってしまいましたが、楽しむことができました」
「コースを知っているというメリットもありましたけど、自分の仕事がしっかりできたという実感があるので良かったです」
「始まる前は期待はしていなかったんですが、昨日ポールポジションを獲得したことで周りからの期待度も上がったと思います。ピット作業でミスがあって1回分余計にピットインしなければいけませんでした。そこで2分くらい損していました。それがなければ勝てていましたね」
レース後は「すごくいい仕事をした。できれば次の上海も出てくれないか?」とチームから好印象だったという星野。最終的にはル・マン24時間レースに挑戦してみたいという思いはあるものの、機会があれば来年もチャレンジしてみたいと語った。
「さすが一流のレーシングチームという感じで戦略もしっかりしていて、素晴らしかったです。ミスがなければ1位の可能性もあったのですごく惜しかったですが、戦略面は本当に素晴らしかったです」
「今回はたまたまスポットで参戦できるチャンスをいただけましたが、こういった形で来年もチャンスがあれば出たいですね」
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