来シーズンよりレプソル・ホンダの一員となるホルヘ・ロレンソは、自身のホンダ移籍を拒まなかった来季のチームメイト、マルク・マルケスに”感謝している”と語った。
今年6月、ロレンソはホンダと2年間の契約を結び、来年よりマルケスのチームメイトとなることを発表して周囲に衝撃を与えた。
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motorsport.comの独占インタビューに応じたロレンソは、自分の移籍を阻まなかったマルケスに”感謝している”と認めた。
「彼(マルケスは)は本当に自信を持っているし、いかなる弱みも見せたくないのだと思う」とロレンソは話した。
「ホンダとサインをすることができたのは、彼のおかげだ。あの時僕は難しい状況に直面していたので、とても感謝している」
ドゥカティがロレンソとの契約を延長しないと発表してから、ロレンソがホンダとの契約を締結するまでの間、彼がMotoGPに留まるための選択肢は限られていた。だがロレンソによれば、もしマルケスが自身の移籍に反対したとしても、自分がMotoGPにいられなくなる可能性があったというわけではなかったという。
来年はペトロナスがスポンサーを務めるヤマハのサテライトチームが誕生することにも言及し、ロレンソは「僕はレースを続けたい。だから自分に開かれた他の選択肢を選んでいただろう」と語った。
「これまでよりも良い気分でいるし、この環境にさようならを言うのは残念なことだ」
ドゥカティでの2シーズン目を迎えたロレンソは、昨年同様に浮き沈みの激しいシーズンを過ごしていた。だが今年はイタリア、カタルニア、オーストリアで優勝を飾った。
しかし彼は、オーストリアでの優勝以降ポイントを獲得できていない。サンマリノとアラゴンでは転倒を喫し、前戦タイGPではフリー走行で転倒した影響でレースを欠場していた。
ヤマハで9年間を過ごし、成功を収めたロレンソ。ドゥカティに在籍している間に学んだことは、来年以降ホンダのバイクに適応するために役に立つだろうと彼は考えている。
「僕はずっと落ち着くことができなかった。だけどもう一度もっと速く走るために、自分自身を立て直さなければならなかった」
「そのおかげで、これまでの自分にはなかった技術が身についた。おそらくこれは、僕がホンダのバイクに適応していく過程で役に立つだろう」
「そして、よりバイクに競争力を持たせるためには何が必要なのかという知識をドゥカティに伝えることもできた」
「シャシーなど、これまでチームが作業を行っていなかった部分に取り組まなければいけなかった。その時までは、全て電子制御とエンジンが基本だったんだ」
最後にロレンソは、初めてホンダのバイクに乗るのは最終戦バレンシアGP後のテストであり、自分にとって驚くべきものになるだろうと語った。
「最初にバイクに乗る時は、ショックを受けることになるだろう。(ドゥカティのバイクと比べて)大きさが異なるということを考えなければならない」
「ホンダのバイクの方がかなり小さい。そこには長所も短所もあるだろう」
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