WEC富士と併催された全日本F3選手権の第18戦と第19戦を連勝した坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が2018シーズンを振り返るとともに、将来的な目標を語った。
今シーズンは常にチームメイトの宮田莉朋との一騎打ちが続いたが、開幕戦から連戦連勝。第8戦岡山からは12連勝を挙げる活躍をみせた。
全日本F3:スタートでの出遅れを挽回、坪井翔が12連勝を達成
WECのサポートレースとしてか行われた最終戦は、スタートで出遅れ2番手に後退したものの、6周目に宮田をパスしトップに浮上。そのまま逃げ切り、優勝という形でシーズンを締めくくった。
これで19戦中17勝という大記録を打ち立てた坪井だが、“数字”という結果以上にシビアな内容が続いたシーズンだったという。
「結果としては勝ち星が多かったですが、その中には色んなドラマがありました。けっこうギリギリなところで出た結果(優勝)がほとんどで、決して楽なシーズンではありませんでした」
「楽じゃなかった分、僕自身が成長できた部分もあったので、非常にいい年になったと思います。F3参戦3年目の集大成ということで、勝ってシーズンを終わることができたのは良かったです」
「来年はどうなるかまだ分かりませんが、全日本F3に参戦した3年間で経験してきたことを次でも活かしたいなと思います」
気になる来シーズン以降については、このように語った。
「来年はまずステップアップしたいですね。いきなりF1に行くというのは無理かもしれませんが、現実的にはスーパーフォーミュラやGT500に上がることが大切だと思うので、まずはそこを目指していきたいです」
「僕だけで決められる話ではないので、難しい部分はありますが、着実に一つ一つのカテゴリーをクリアして行きたいです」
そう語った坪井は、将来的な大きな目標のひとつとして“ル・マン24時間への挑戦”を挙げた。
「今週末はWECとの併催でしたが、自分の将来の目標のひとつとして、ル・マン24時間に挑戦したいというのもあります。今年トヨタがル・マンで優勝しましたが、以前実際に現地ヘ観に行ったことがあって、それがトヨタがゴール直前で止まった時でした。それを目の当たりにして『24時間レースで勝つことというのは、こんなに大変なんだな』と感じましたし、自分もいつかチャレンジしたいなという気持ちはあります」
「もちろんF1へステップアップしたいという夢もありますが、目標としてはル・マンに出て勝ちたいです」
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