ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、開発競争で遅れをとってここ数戦でパフォーマンスを落としているルノーについて、彼らはコンストラクターズランキング4位を守るために”何にでも”挑戦するようになるだろうと話した。
イタリアGPでは、当初ロマン・グロージャン(ハース)が6位に入賞したことで、ハースがルノーを逆転してランキング4位に浮上した。ところがルノーがグロージャンの使用したフロアがレギュレーション違反であると抗議し、それが認められてグロージャンはレース結果から除外されてしまった。これによりルノーが再びランキング4位となった。なおこの件については、ハースは正式に控訴することを明らかにしている。
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先週末の日本GPを終えてルノーとハースの差は8ポイントとなっており、もしハースが勝訴してイタリアGPのグロージャンの結果が正式に認められた場合は、ハースがランキング4位になる可能性もある。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、今の段階ではもはやルノーにはライバルと戦うだけの十分な速さがないと認めていた。
シュタイナーに対し、ルノーのパフォーマンスが落ちている今、ハースは彼らに襲いかかろうとしているのかとmotorsport.comが尋ねると、「彼らのパフォーマンスが落ちているのを確認したが、(ルノーが)チーム内で何をしようとしているのかはわからない」と答えた。
「確かに彼らのパフォーマンスは落ちている。彼らは自分たち自身でエンジンを製造しているので、誰かを責めることもできない。もし彼らがもっと混乱するようであれば、我々にとっては良い状況になる」
「モンツァで我々に対して異議を申し立てた時、少し自暴自棄になっていた彼らを見ただろう。彼らは自分たちのパフォーマンスをより良くしようとするのではなく、何にでも挑戦するだろう」
ルノーを追い抜くために残されたレースは、あと4戦だ。だがシュタイナーは、チームが”急ぐ必要はない”と話した。
「まだ(逆転は)難しい」
「あと4レース残っていることはわかっている。今週末(日本GP)は彼らはあまり強くなかった。ポイントを獲得したが、パフォーマンスやペースは良くなかった」
「しかし、それがオースティンやメキシコでもうまくいかないということを意味しているのではない。我々は隙を見せずに良い仕事をしなければならない。まだそこに到達していないのだ」
「我々は戦うつもりだ。まだ4レース、つまりチャンピオンシップの20%という長い道のりが待っている」
以前シュタイナーは、チームはランキング4位を目指しているが、イタリアGPの控訴が認められるかどうかに左右されることを望んでいないと主張していた。連戦で行われるアメリカGPとメキシコGPの後、11月1日(木)にヒアリングが行われる。
「メキシコGPが終わったら、我々は全員直接イギリスへ戻り、そこに向かうための準備をしなければならない」
「全員でメキシコからイギリスへ飛んで、そこから仕事を続ける」
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